2019.10.10 掲載
今回は鳥取県鳥取市の「修立(しゅうりつ)こどもエコクラブ」さんにお話をうかがいました♪
修立地区の公民館を拠点に、同地区のまちづくり協議会が運営する「修立こどもエコクラブ」さんは、今年で活動15年目!地域の子どもとそれを支える大人の方たちが、6月の発足式を皮切りに、2か月に1回のペースで活動しています。
クラブのモットーは、楽しみながら体験を通じて環境を学び、実践を通してしっかり身につけること。毎年テーマを決めて活動しており、2018年度は「海となかよくしよう」、そして今年は「空気」をテーマに様々な実験や工作に挑戦しています。
では、早速インタビューしてみましょう!
修立地区は鳥取市の東部に位置し、山陰ジオパークを形成する日本一の鳥取砂丘、山陰の松島と言われる浦富海岸など車で20分の距離にあり、自然に恵まれた地域です。また、メンバーの大半が在籍する修立小学校は、「♪うさぎ追いしかの山~♪」でおなじみの文部省唱歌「故郷(ふるさと)」の作曲者、岡野貞一の出身校で、メンバーの誇りです。
地域の民生児童関係者、大学生、学校の先生などを含めメンバーの保護者が中心です。環境について詳しい人ばかりではありませんが、子どもや孫のような年齢の子たちに自身の経験を伝えると同時に、共に学び成長していきたいという意欲を持っています。自身のスキルアップのために、地球温暖化防止活動推進員の資格を取った人もいます。
地元のテレビ局が主催するこども環境活動のコンテストに参加し、毎年のように入賞しています。
また、今年からクラブ出身の高校生、中学生をメンバーに加え、リーダーとして活動に加わってもらえる体制としました。結果、メンバーは幼児から高校生まで35名、サポーター33名で組織も充実しました。
また、地域の人口減少が進む中で、民生児童、社会福祉、防災、自治会などが総合的に連携する、まちづくり協議会の活動の一つとして、地域の中でもその存在感を高めるまでに成長してきました。
【ソーラークッカーで目玉焼きづくり】
県が実施する「鳥取県・沿海地方青少年環境交流事業」に2015年より参加しています。2015年にはこちらから小学6年生4名とサポーター2名がウラジオストクを訪問し交流、2017年にはパルチザンスク市より鳥取へ環境団体を招き、2018年は中学生1名と4年生3名がパルチザンスクへ、そして今年は、8月2日と3日にパルチザンスク市より小中学生8名と団長他10名を迎えて交流しました。参加した子どもたちは、自分たちとロシアの生活環境の違いや習慣を体験しています。特に、ロシアのみなさんが食べ物を大切にし、外食の時には残ったものを自宅へ持ち帰ることに感銘を受けました。
【中学生メンバーが地球温暖化について発表】 |
~ロシア研修交流会~ | 【鳥取のしゃんしゃん傘踊りを一緒に踊りました】 |
【ロシアの子どもたちにヒマワリの工作を教えてもらいました】 |
こどもエコクラブをはじめとする、日本国内で環境活動をしている他の団体との交流ができるとよいですね。
「リアルヴォイス」では、以下のようなクラブやメンバーたちをとりあげて紹介していきます。
インタビューを受けてもいいよ☆というクラブのみなさん、
ぜひ全国事務局までメールをお送りください!