2017.09.20 掲載
こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪
他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★
ハロウィンに向けて楽しいプログラムを紹介します♪
活動クラブ 西児童館エコクラブ (児童館・公民館)
活 動 分 野 ごみ・リサイクル
西児童館エコクラブは、埼玉県鶴ヶ島市にある西児童館がメンバーを募集し、年間を通じて活動を行っているクラブです。結成9年目になる今年は、市内の1年生から6年生まで、計30名が登録して活動しています。今回は、昨年10月に取り組んだ「エコでハロウィングッズを作ろう」をご紹介します。
内容(プログラム)について
10月はリサイクル月間。ハロウィンイベントで使えるグッズをリサイクル工作でつくると子どもたちのやる気や満足感が盛り上がります。今回は「キャンディポット」作りにチャレンジしました。
作ったら終わり!ではなく、その後のイベントでもグッズを使って楽しめるところがポイントです♪
活 動 時 期
9月~10月上旬(10月下旬のハロウィンにむけてがオススメです!)
活 動 場 所
集会室(テーブルといすが準備できる室内)
当日の活動プログラムの流れ
【準備するもの】
・牛乳パック(人数×2個)
・色画用紙(オレンジ、黄色、橙、黒) ・ヒモやリボン
・セロテープ、両面テープ、ホチキス、ハサミ、両面テープ
※完成見本があると子どもたちにもわかりやすいですよ!
【事前準備】※子どもたちが小さい場合は、あらかじめ大人が準備しておくと良いです♪
①牛乳パックは、きれいに洗って乾かして、頭の部分を切り取り底を残して側面を十字に開いておきます。→ (A)
牛乳パックの上の部分をカット → | 底の部分を残して、十字に切り開く |
②オレンジ、黄色、橙の色画用紙を、牛乳パックの側面の大きさより1cm程度大きく切って、すぐに貼り付けられるに必要な枚数を用意しておきます。→ (B)
一人分、画用紙2枚分(牛乳パック2本分)が必要です。
画用紙1枚 から、9×20.5cm(1枚)×4枚分がとれます。
③黒などの色画用紙で適宜、目や口をつくっておきます。
④その他に飾りとして、ハロウィンに因んだオバケや魔女などの折り紙の折り方と折り紙を用意します。
【作り方】
ステップ1)牛乳パックに色画用紙を貼る
(A)の白い部分に(B)を貼り付けます。
はみ出ているのりしろを裏(文字が書いてある部分)にかえして貼り付けます。ただし、色画用紙を折り曲げて重なる角の部分は三角に切り取り、折り返し部分が厚くならないようにします。
→ (C)
※外側の色画用紙は、反り返した時に重なる角の部分を三角に切り取ります。
ステップ2)(C)を色画用紙を貼った側を下にして2枚重ねます。
(C)を2枚作って、8枚羽になるように重ねます(牛乳パックの底と底を合わせて、その間を両面テープ等で固定させます)。
ステップ3)反り返した角をホチキスなどで固定し、カボチャの形を作ります。
二つの牛乳パックの側面、8枚を反り返らせてホッチキスなどで固定します。
ステップ4)カボチャの形になったところで、目や口をつけます。
持ち手となる部分に2ヶ所穴あけて、ヒモやリボンで持ち手を作ります。自由に目や口や飾りをつけたり、変形させるとかわいくなりますよ!
つ◎取り組むときのアドバイス!
・子どもが低学年の場合、牛乳パックや色画用紙などの事前準備をしておいてあげるとスムーズです。
※色画用紙は、あらかじめ大人が切っておいた方が無駄なく、コストも抑えられます。
・口や目の形や飾り付けは、子どもたちに自由に作ってもらいましょう!
子どもたちの創造性、独創性が育めます。
活動を実施したときの子どもたちの感想・反応について
・子どもたちは、大きなキャンディポットの見本をみて、意欲満々で自分のオリジナルを制作していました。どのキャンディポットも顔の形や装飾で同じものは一つとしてなく、作った物を嬉しそうに見せ合っていました。星のカービーを作った子もいました。
・キャンディポットは、お家に飾る、ハロウィンのイベントに持って行くなど活用方法は様々で自信作ばかりでした。
備
今回は、日頃から農作業の活動でお世話になっている方からいただいたカボチャに、
子どもたちが直接顔を描き入れる活動も行いました。
生のカボチャは、その上に描くとそこが食べられなくなると子どもたちが言って、
セロテープを貼ってから顔を描いていました(笑)
他のクラブへのメッセージ
1時間半程度で完成させることができます。子どもたちの満足度は高く、飾り付けに時間が取れれば、自由な発想で独創性に富んだ作品を作ること間違いなしです♪
「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪
タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!