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壁新聞道場!

【2024 壁新聞道場!】たのもーーーう!三重県

2024.10.23 掲載

三重県からは3クラブから壁新聞の応募があったよ。
伊藤師範よろしくお願いします!

亀山市「魚と子どもKidsクラブ」
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鈴鹿市「三重県立神戸高等学校 総合的な探究の時間「鈴鹿学」」

「64班」
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「66班」
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魚と子どもKidsクラブのみなさんへ

師範から一言!
海洋ごみ問題は本当に深刻な問題ですね。海岸の現場の悲惨さを目の当たりにし、調べて、このままでは大変なこととなる大きな問題であることを知って、放っておけないことと感じたのでしょう。その思いを持ち、多くの人に伝えたいという思いで新聞にまとめられたことが伝わりました。最悪のシナリオだけでなく、自分たちが考える解決法を整理して示しているのがとっても良いなと思いました。
「ちりつも運動」の提案はいいですね!本当にまち中の全員一人ひとりが少しずつでも海や地球のために行動できれば積み重なっていくことでしょう。そのような行動を子どもたちから発信されると、きっと変わっていくことと信じています!がんばってください。
深刻な海洋ごみ問題について訴えている中であっても、皆さんの楽しそうな海岸清掃の写真などを見るとほっとします。このまま楽しい活動をたっぷりと続けていってください。

とっておきのゴシドウ★
海のない亀山市から、活動する川の河口の海岸清掃に行ったのでしょうか?清掃活動の写真や、マイクロプラスチックの実物が新聞に貼られていることと、よく見ると「海岸清掃活動もしています」、「海岸清掃はいろんな人と出会えるキッカケの場で魅力的」と書かれているのでわかりました。実際に海岸清掃に行き、どのような交流があり、どのようなごみを見て、そこでどのようなことを感じたのかなどの具体的な活動の様子も紹介すると、さらにわかりやすくなるでしょう。「仲間」と一緒に、いっぱい楽しい活動をしていて、活動のことすべては書ききれないでしょうが、少しは教えてくれると、より臨場感をもって読む人に伝わることでしょう。かべ新聞の限られた紙面に、実際の活動のようす、調べたこと、考えたことを書くバランスがとっても難しいでしょうが、工夫してみてください。

「鈴鹿学」64班のみなさんへ
師範から一言!
グラフ、イラスト、写真などをバランスよく掲載し、すっきりと見やすい新聞に仕上がっていて、高校生らしさを感じました。鈴鹿市でも生ごみは家庭から出るごみの3割を占めているようです。この生ごみを減らすことは、市全体のごみ排出量削減のために大きな効力となるでしょう。生ごみ削減を考えたことは、いいところに目をつけているし、廃材利用をすすめたことにも感心します。すばらしいです。
実際に専用土のダンボールと、米ぬかでコンポスターを作成し、利用し、その比較を示しているので、状況がとてもわかりやすく、うまくまとまっています。実際に利用している写真はインパクトあって効果的ですね。
私は、自宅のマンションの室内で、専用土のダンボールコンポストを使用しています。毎日生ごみを加え、生ごみから出る水分があるので水は時々しか加えていないことと、中に不織布袋を入れていることで、ダンボールはふやけず、3年以上使い続けています。虫も気になるほどは発生しないし、臭いもなく、室内でも快適に利用を続けられています。色々なやり方があることと思いますが、工夫や実験を続け、「コンポスターを広げたい」という考えの実現に向け頑張ってみてください。

とっておきのゴシドウ★
この壁新聞では、テーマを決め、コンポストを作って使ってみて、その結果を結論としてまとめたまででしたが、「コンポスターを広げたい」の思いがあったのであれば、広めるための方策までも検討できるとよかったと思います。せっかくの良いアイデアなので、自分たちの実験だけで終わらせてはもったいないです。まずは、メンバーの家族、クラス、全校生徒、そして町内、市内などで、誰にどのように広めていくかを考え、できるところだけでも進めていくと良いのではないでしょうか。それが環境を良くすることに貢献できます。結論で書いてくれているように、まずはコンポストをきっかけに、一人ひとりが「ごみを減らそう!」という意識を持ち、積み重なっていくことが、環境を変えることにつながるでしょう。がんばりましょう!広めるためには、鈴鹿市役所や三重県環境学習情報センターに相談するとよいかもしれません。挑戦してみてください。

「鈴鹿学」66班のみなさんへ
師範から一言!
皆さんの壁新聞によって、自分たちで入浴剤を手作りできることを初めて知りました。地域の方々の協力をいただきながら、お茶を使ってシュワっと溶ける入浴剤を試行錯誤しながら手作りして、完成形までできてよかったですね。すばらしいです。入浴剤を作るには、溶けきること、色、匂いなどいろいろと考えなければならないことがあるのですね。苦労されたようすが伝わりました。
この探求活動をするのに、多くの団体や人に連絡をとって情報をいただき進められたのですね。連絡をとって協力をいただくのは大変だったことと思われますが、自分たちでは解決できない問題でも、地域の方々に協力をいただきながら解決に向かう姿勢はとても素晴らしいことです。また、茶葉振興センターでのワークショップでは、小学生たちと一緒に体験でき、子どもたちとの良い交流ができたことでしょう。今度はボランティアスタッフとして参加し子どもたちに教えるなどの貢献できるとよいですね。
壁新聞は、茶葉をイメージする背景の上に写真とイラストを適度に配置し、選定理由、結果、提案、総括と整然と整理されていて高校生らしさを感じました。
地域の特産品であるお茶の活用、魅力を伝えることを考え、発信できたこと素晴らしいです。

とっておきのゴシドウ★
お茶の活用を考えられての入浴剤つくりとのことですが、利用したお茶の粉末やペーストは飲用として利用できるものでしょうか?それとも元々捨てられてしまうようなものなのでしょうか?飲用できるものはおいしくいただき、製茶するときに廃棄されてしまうようなものを利用して入浴剤になるのであれば、資源を有効活用して廃棄物削減となり、環境に良いこととなるでしょう。もし、そのような素材を利用していたのであれば、そのことも書いて教えてくれると良かったと思います。
項目は整然としていますが、「探求テーマ選定の理由」は1行だけで、他は入浴剤作成の経過やその様子が記されているように見えます。「調査から得られた結果」では活動の様子の紹介ばかりのように感じられます。調査して得られたコツや思い、ワークショップで得られたこともいっぱいあるのではないでしょうか?活動のようすに加え、得られたものや考えたことは何かまでを掘り下げて、示してくれるとさらに良かったと思います。

伊藤師範、ありがとうございました!次回はどこの地域かな?お楽しみに!
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