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【2023 壁新聞道場!】たのもーーーう!福岡県 その3

2023.12.06 掲載

福岡県からは7枚の壁新聞が届いたよ!その中から2枚をご紹介。
沼田師範よろしくお願いしまーす。

福岡県 その1

福岡市「ぶらぶらあぶらクラブ」
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大牟田市「こどもnhkたんけんたい」
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ぶらぶらあぶらクラブのみさんへ
師範から一言!
ぶらぶらあぶらクラブのみなさんは、いつも『油山市民の森』で“森ぶら(自然観察)活動をしているのですね。そして今回は、森を流れる“水”に大注目!空にいる“アマグモくん”や“ユキグモちゃん”が“アマ水ちゃん”として降りて来たあと、森・山・土・沢・川・海を進む『水の旅』を、ていねいにしらべてまとめてくれました。
まず、『水の旅』の始まりから終わりまでのそれぞれの場面を設定(せってい)。じっさいに足をはこんで、さまざまな学習をしたり、体験したりしましたね。その内容は新聞を取りかこむようにはられたたくさんの活動の写真と吹(ふ)き出しでとてもよく伝わりました。
中央はメリハリをつけたタイトルと写真、イラストと文章で上手にまとめています。とくに海水淡水化施設(しせつ)の『まみずピア』は、ライトブルーを背景に、海水を取水して淡水化し、送水するしくみまでの図がとてもわかりやすいです。福岡市水道が、2023年(3月)に100周年ということも、調査(ちょうさ)のタイミングとして、とてもよいと思いました。

とっておきのゴシドウ★
最初に書かれたように、福岡市は渇水(かっすい)で、水の使用を制限(せいげん)されてきた歴史があります。遠くの筑後川から水を取りよせたり、水道用のダムや国内最大級の1日最大5万㎥の水を生産する『まみずピア』も開設(かいせつ)しました。さらに福岡市水道水の「漏水率(ろうすいりつ)=家庭のじゃ口にまでにどのくらい水道水がもれるかの割合」は、平均5%のところ、2%と世界的にも低いレベル。ムダにしないようしっかり取り組まれています。
みなさんが行っている森の保護(ほご)活動も、重要です。竹などで森が荒(あ)れてしまうと、太陽の光が下までとどかず、下草や低木もなくなり、雨水を蓄(たくわ)えることができません。土に染み込んだ雨水は、砂(すな)や岩などで「ろ過=よごれが水から取りのぞかれる)」し、水質がきれいになります。
もう1つは、水道の水を大切に使う「節水」です。みなさんは、おふろに入った時、歯みがきや洗顔の時に水を大切に使っていますか?できることを考えて実行してみましょう。

参考)「福岡市水道局 水とわたしたち」
1.水とわたしたちのくらし
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/40706/1/1-kurashi.pdf?20200407163639

地域事務局からの応援メッセージ【福岡県】
カラフルでとても見やすく、見る人の興味をひく素晴らしい壁新聞になっています。 今回は 「水の 旅」がテーマですが、水を通して、私たちの身近にある森、 土、 山、 海などの自然が、 すべてつなが っていることが良く分かりましたね。これからも自然を大事に思う気持ちを忘れず、 楽しみながら、 親子自然観察会 “森ぶら” を続けていってくださいね。 

 
こどもnhkたんけんたいのみさんへ

師範から一言!
「こどもnhkたんけんたい」のみなさんは、1ねんかん、とてもたくさんのかつどうをおこないましたね。そのようすが、しゃしんやぶんしょうで、たのしくまとめられています。
2月には、まふゆの山にみんなでのぼり、こおりついたみごとな滝(たき)を見ることができました。まわりがこおってすべりやすい中、よくがんばりました!
7月には生ごみたいひの中から、スイカの実(み)を見つけたのですね。一つぶのタネから小さいながらも実がなり、パックリわった中はまっかにじゅくしていました。その生命の力におどろきましたね。
また10月には、はじめての海(うみ)をカヌーにのって大ぼうけん!ながされそうになってドキドキしたり、海のみずは、しおからいこともわかりましたね。
まいにちの生活(せいかつ)のなかでは気づくことができない、自然(しぜん)のすばらしさやきびしさ、そしてふしぎにおもうことなどをたくさんかんじることができたと思います。自然のめぐみがずっとつづくよう、まもっていかないといけませんね。

とっておきのゴシドウ★
みなさんは、かつどうの中で、たくさんのはっけんをしたとおもいます。
たとえば、6月にみつけたセミのようちゅうが、つぎに見たときは羽化(うか)して、ぬけがらになっていました。セミは土のなかで、しゅるいによって2年~5年の長い間すごします。そして、夕(ゆう)がたから夜(よる)にかけてのじかんに、ちじょうにでて、さらに羽化(うか)には2~3じかんかかります。そのためちょくせつ、かんさつするのはむずかしいです。
 
ただ、のこったぬけがらで、セミのことがいろいろわかりますよ。おおきくてせなかがもりあがっているのはクマゼミ、ちいさめでせなかがひらたいのはヒグラシなど、しゅるいによっても、ぜんぜんちがいます。ふしぎだな?とおもったことをかんさつして、また、おしえてくださいね。
 
参考)社会福祉法人こどもの国協会「セミのぬけがら調査ガイド」
 

地域事務局からの応援メッセージ【福岡県】
1年間の活動を、その時に感じたことや思ったことのコメント付きで丁寧にまとめてくれました。 山に登ったり、海でカヌーに乗ったり、 生きものをつかまえたり、 畑でサツマイモを収穫したり、 自然とたくさんふれあいましたね。 今後もたくさんの自然を体験して、また活動を報告してくれたら嬉しいです。 楽しみにしています。

地域事務局からの応援メッセージ【大牟田市】
この一年の間に、春・夏・秋・冬のそれぞれの季節でいろんな場所で自然を感じるすばらしい体験をたくさんしましたね。
壁新聞からメンバーが楽しみながら興味津々で活動している様子が伝わってきました。
これからもたくさんの体験をしてください。楽しみにしています!

沼田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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福岡県 その1

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