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【2023 壁新聞道場!】たのもーーーう!青森県 その1

2023.06.14 掲載

青森県からは6枚の壁新聞が届いたよ!今週は沼田師範よろしくお願いしまーす。

青森県 その2

弘前市「HEP21エコクラブ」
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十和田市「さつきエコクラブ」
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青森市「おおぼし保育園エコフレンド」4歳
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青森市「おおぼし保育園エコフレンド」5歳
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HEP21エコクラブのみなさんへ
師範から一言!

いつも通り、紙いっぱいに活動内容をまとめてくれました。生き物や植物のイラストも、特徴(とくちょう)をとらえて、ていねいに描けています。水質調査の伝導度(でんどうど=よごれのめやす)も数値と色分けで「いつ、どう変化したのか」わかりやすいです。ただ今回、みなさんの活動フィールド『だんぶり(トンボ)池』が大変なことになり、びっくりしました。
2022年8月9日、記録的な大雨が降(ふ)り、だんぶり池は土砂や石でうまってしまいました。危険(きけん)なため、立ち入り禁止になったと報道(ほうどう)されました。
メンバーの高山さんは、大雨の4日前にだんぶり池で遊んだこと、そして「また遊びたい」と書いてくれました。2才のころから観察(かんさつ)している山谷さんは、『だんぶり池がこわれちゃった』のタイトルで「石でいっぱいだ」と変わってしまった様子(ようす)を伝えています。
今は、行政(ぎょうせい)や市民(しみん)の方、大学生グループ『わどわ』メンバーのみなさんなどが復旧(ふっきゅう)作業していると聞いています。池の環境(かんきょう)がもとのとおりにかいふくされることを、私たちもねがっています。
 
弘前公園探検隊(ひろさきこうえんたんけん)の活動は、地図や写真などを貼(は)り合わせて、どの場所でみなさんが何を調査したのか、わかりやすい報告(ほうこく)になっています。数値が変わった時も、長い期間、地道な調査を続けているからこそ、その理由を考えて推測(すいそく)できるのですね。その積みかさねが大事だと思いました。
 

とっておきのゴシドウ★

だんぶり池については、ニュースなどを見た人たちも心配していると思います。私は、山谷さんが「バッタとかえるがいた」と書いてくれたのを見て「生き物がいるんだ!」と、ちょっとうれしくなりました。
 
いままでも植物や生きものを観察(かんさつ)して、記録(きろく)に残し、壁新聞などで伝える活動をつづけています。これからも、みなさんだからこそ気づく、発見や変化があると思います。
大人の方と一緒にあぶなくないよう、観察(かんさつ)を進めて、気づきや変化を発信(はっしん)していって欲しいと思います。
 

地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
「だんぶり池」が甚大な被害を受け、大変残念ですが、今後のさまざまな復旧活動や自然の力により再生した「だんぶり池」で再び活動できる日がきっとくると思います。
水質調査については、調査結果だけではなく、考えられる要因までまとめられていて、とても分かりやすいです。
これからもメンバーと共に、楽しみながら活動を続けてほしいです。 

地域事務局からの応援メッセージ【弘前市】
8月の記録的な大雨により、 40種類以上の貴重なトンボやホタルなど多様な生き物がすむ場所として親しまれている 「だんぶり池」 が壊滅的な被害を受けたことや、新型コロナウイルス感染症が依然として 収束が見通せない状況下においても、 メンバーと共に環境活動を継続していることは、誇らしく、そして嬉しい気持ちになります。


さつきエコクラブのみなさんへ
師範から一言!

みなさんは、ゆきがたくさんふるふゆに、そのゆきをとかした水を使って『しばぼうや』を作ったかつどうをまとめてくれました。1つ1つ、しゃしんとあわせてレポートしてくれたので、モールやフェルトでかおやようふくを作ったこと。おもいゆきをいっしょうけんめいあつめて、とかした水からきれいにごみをとったことなど。それぞれのさぎょうを、みんなで力を合わせてがんばったことがつたわりました。
 
さむい冬に、しばはちゃんとはえてくるのかな?とおもいましたが、おひさまにあてて、しっかりお水をあげておせわをしたので、フサフサにはえてきてよかっです。それぞれのかおがちがうように、フサフサの量(りょう)もちがって、こせいがあっておもしろいです。ほんとうのかみの毛のようにどんどんのびてくるので、ハサミですきなようにカットもできます。みじかくかりあげたぼうやも、ツンツンにのばしたぼうやもかわいらしいものです。「作った人に、にてくる」というはなしもきいたことがあります。どうだったでしょうか?
 

とっておきのゴシドウ★

このしばぼうや作りは、2つのてんですばらしいとおもいました。
1つは、いま、しばぼうやは、しょうひんとしてもはんばいされています。しかし、みなさんは、のみおわったペットボトルや、ふるくなったくつした、そらからふってきたゆきをとかした水で、こんなにかわいいしばぼうやを作りました。いちどつかいおわったものを、もう1かいべつのものにつかったら、ごみにならないですね。とくに、くつしたがとてもカラフルだったので、ぼうやがならんだときに、かわいいファッションショーみたいで、ステキでしたよ。
 
2つめは、ほんとうは5月から7月のなつにむかうじきにせいちょうするしばを、ふゆにたっぷりの日を当てて、しっかり水をあたえて、フサフサにせいちょうさせたことです。
しばは、なんにちくらいでめがはえて、なんセンチくらいまでのばしたのかな?
さむいふゆに、しょくぶつのせいちょうをかんさつできるきかいはなかなかありません。またやることがあったら、おとなのひとといっしょに、かんさつのきろくをのこして、おしえてください。たのしみにしています。
 

地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
身近にある雪を利用して、とてもかわいい「しばぼうや」が育ちましたね。
このように地域の特性を活かした環境活動が広がると、より身近に感じられ、楽しく環境活動に参加できそうです。 これからもエコな視点を取り入れながら、楽しく活動を続けてほしいです。

地域事務局からの応援メッセージ【十和田市】
「冬でも植物は育つのか?」という素朴な疑問から雪解け水を利用してしばぼうやを育てました。雪が多い青森県ならではの発想で、エコ活動を通して自分たちの住んでいる地域への理解、愛着を持ってもらえる活動だと思います。今後もなかよく、みんな協力して活動に取り組んでほしいです。
 

おおぼし保育園エコフレンド(4歳)のみなさんへ
師範から一言!

「おおぼし保育園」の4さいクラスのみなさんは、エコキャップうんどうや、クリーンかつどう、つかいおわったものでおもちゃづくりをしたのですね。
「エコキャップうんどう」は、ペットボトルのキャップをあつめて、『リサイクル』するかいしゃに、かいとってもらってワクチンに変え、せかいの子どもたちにとどけるかつどうです。こんかいは1040グラムもあつめたのですね。よくがんばりました!
 
エコキャップうんどうには、2つのよいことがあります。1つは、ポリオがりゅうこうしている国のこどもたちのかんせんをふせぐことができます。
2つめは、キャップをゴミとしてすてないで、リサイクルしてべつのせいひんを作ることができます。キャプのようなプラスチックごみはポイすてしたりすると、さいごはうみにながれて、そのままただよいつづけます。いきものがまちがって食べてしまったりもします。そういうもんだいをふせぐことができます。
 
「クリーンかつどう」では、みなさんがつかったロッカーやきょうしつのゆかなどを、いっせいにおそうじしました。ひとりでやるより、おともだちとみんなでやると、はやくできますね。また、じぶんたちがつかったきょうしつに、あらためて「感謝(かんしゃ)」のきもちをかんじることができました。大事につかわないといけませんね。
 

とっておきのゴシドウ★

ペットボトルのふたや、ぎゅうにゅうパック、おかしのふたなどでおもちゃを作りました。つかいおわったものだけれど、みんなで「あーしよう!」「やってみよう!」とかんがえたら、いとでんわやブンブンゴマなど、たのしいおもちゃに“大へんしん”したのですね。
 
つかいおわったものは、さいごはゴミになります。でも、みなさんのように、もう一かい、工夫(くふう)して、おもちゃとしてあそぶことができれば、ながく使うことができます。それを『リユース』といいます。
『リユース』のおもしろいところは、おなじものだけれど、人によってぜんぜんちがうものとして使われることです。みなさんも、つかいおわったものを見たときに、「ほかにどんなことに使えるかな?」とかんがえてみてください。それはもうごみではなくなります。くりかえし、くりかえりつかうことができるのです。
 

地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
ペットボトルのキャップを集めることで人の役に立つ、とてもやりがいのある活動だと思います。
廃材を使って工作したり、雑巾レースなど楽しみながら活動しているのが伝わってきます。 これからも身近なものを工夫して、楽しく活動を続けてほしいです。

地域事務局からの応援メッセージ【青森市】
とてもカラフルで、子どもたちの笑顔が印象的な壁新聞だと感じました。ペットボトルのキャップ集めや廃材を使ったおもちゃ作りなど日常生活のなかで楽しみながら環境活動を行っているのが伝わってきます。 子どもたちの日々の環境活動が、地球温暖化防止対策につながっているので、これからもぜひ続け、頑張ってほしいと思います。期待しています。 

 

おおぼし保育園エコフレンド(5歳)のみなさんへ
師範から一言!

「おおぼし保育園」の5さいクラスのみなさんは、おちばひろい、しんぶんしでぼうさいグッズ作り、ぞうきんがけレースのかつどうをしたのですね。たくさんのしゃしんやイラスト、きりえとコメントでたのしくまとめられています。
 
おちばは、2人でもち上げないといけないくらいに、たくさんあつめました。また、ひろっていくうち、はっぱの1まい1まいがハートやうさぎのように見えたり、かたちやいろがちがっていることに気づいたのですね。木にしげっているときはみんないっしょのように見えていたけれど、おちてきたはっぱをいっしょうけんめいおそうじしたことで、気づけた「大はっけん!」でした。
 
ぞうきんがけレースでは、ゴールをめざしてふきそうじをしました。ぞうきんはしっかりしぼれましたか?うでやこしがいたくなったりしませんでしたか?
でも、ピカピカになったきょうしつは、きもちがよいものです。ほこりなどがなくなれば、けんこうにすごすことができます。また使うものも、ながもちしますね。おうちの中でも、よごれていたら、できるところからおそうじをやってみましょう。
 

とっておきのゴシドウ★

しんぶんしをつかって、ぼうさいグッズをたくさん作りました。よみおわったしんぶんしがスリッパになったり、さむさをふせぐぼうかんぎになったり、だいかつやく!ですね。
 
しんぶんしはねつを外ににがしにくいため、からだにまいたり、スリッパのように折(お)ってはいたりすると、あたたかくかんじます。さいがいのときには、おなかにまいた上からラップをまきつけて「はらまき」にしたり、ぼうしのように折(お)って、ヘルメットの代(か)わりにあたまをまもったりもできます。
わたしはスープをつくるときに、にくややさいをいためておみずをふっとうさせたあと、なべをしんぶんしとふるいもうふでまいておきます。火をつかわなくても、ねつが中につたわって、おいしいスープができます。
 
みなさんは「エコってすてきだね!」とかいてくれました。なぜエコがすてきだ、とおもったのでしょう?わたしは、いろいろなアイデアをかんがえて、かたちにしていくところがすてきだなと思いました。みなさんの「すてきなエコ」もおしえてくださいね。
 

地域事務局からの応援メッセージ【青森県】
落ち葉拾いや雑巾がけレースで楽しみながらクリーン活動ができましたね。
新聞紙での防災グッズも、知っておくとさまざまな場面で活用できそうですね。 身近なもので、子どもたち自身でできる、すばらしい活動だと思います。
これからも子どもたちが主体的に参加できるような活動を続けてほしいです。 

地域事務局からの応援メッセージ【青森市】
とてもカラフルで、子どもたちの笑顔が印象的な壁新聞だと感じました。落ち葉拾い、雑巾がけレースなど日常生活のなかで楽しみながら環境活動を行っていることが伝わってきます。また、新聞紙での防災グッズ作りにもチャレンジしていて、各ご家庭 にとっても心強い存在になっているのではないかと思います。子どもたちの日々の環境活動が、地球温暖化防止対策につながっているので、これからもぜひ続け、頑張ってほしいと思います。期待しています。 

沼田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!

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青森県 その2

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