南三陸少年少女自然調査隊 (宮城県)
2018年10月に、志津川湾がラムサール条約湿地に登録されました。今回は、登録の決め手の1つである海藻の森=藻場や、そこに暮らす生きものをスノーケリングで観察しました。器材の使い方や泳ぎ方のレクチャーを受け、海岸にある消波ブロックまで泳ぎ、本物のアラメやマコンブ、アマモ等の藻場を間近で観察しました。
使用道具:ウェットスーツ、スノーケル、マスク、フィン、ライフジャケット等
慣れないウェットスーツを着るのは大変でしたが、準備運動からスノーケリングの練習までしっかりとこなし、普段は行く事がない海の中へ意気揚々と向かっていました。今回、ほとんどの子ども達がスノーケリング初体験との事でしたが、すぐにコツを掴んで上手に泳いでいた姿が印象的でした。
・藻場は沖合にある印象だったため、人が多く集まる海水浴場の周辺にも、アラメやマコンブ、アマモの藻場がある事に驚きました。
・藻場の周辺には、ウミタナゴやボラ、ヒラメ、ゴカイ等の姿が見られました。藻場は海の生きものにとっての隠れ家であり、餌場でもあることを目の当たりにする貴重な機会となりました。
・志津川湾は、寒流と暖流が混ざり合う独特な海域で、冷たい海のマコンブ、暖かい海のアラメと、分布域が異なる海藻が同じ湾内で見られるため、世界的に見ても珍しい海と言われています。
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)
南三陸少年少女自然調査隊(宮城県)