山崎山こどもエコクラブ (埼玉県)
第196回の山崎山こどもエコクラブの定例観察会は、町の五楽体験事業と共催で、トラスト地内での自然観察会兼学習会と保全作業用倉庫前の広場でのシイタケのコマ打ち体験を行いました。
当初は新しい村の広場に集合予定でしたが、冷たい北西の季節風が強く吹いているため、新しい村の温室を借りて、日程の説明の後、自然観察の資料配布と説明の後、自然観察会を始めした。トラスト地内の落葉樹の見分け方やと常緑樹についての説明を聞き、さっそくコマ打ち体験を実施しました。まず、コマ打ちの手順の説明があり、電気ドリルでのコマ打ち用の穴あけです。サポーターの支援を受けながら参加されたお父さんやお子さんが挑戦しました。コマ打ちでは、木槌や金づちを使いシイタケのコマを打ちます、こちらは小さい子供も一生懸命作業をしました。作業終了後にシイタケのホダ木の管理方法の説明を行い、参加された皆さんは自分でコマ打ちをしたシイタケのホダ木を抱えてお土産に持ち帰り、解散となりました。
サポーターの人が電気ドリルでコマ用の穴をあけているのをみていましたが、自分でもやりたくなり、親やサポーターの人に助けられながら、ドリルを持って穴をあけはじめました。かたや、木の穴にコマを入れて、木槌を持って、気持ちのよい音を立てて打ち込んでいました。なかには、コマうちの済んだ直径20cmもあるほだ木を、大事そうに抱えている子供もいました。
こどもたちの可能性は無限だなと、改めて感じました。ドリルで穴をあける作業も、すぐに体得し、凄いと思いました。このような体験、いや、いろいろな体験は小さいときにしておくことが必要であると思います。これからも、体験を通して、環境や自然の大切さ良さを理解してほしいです。
間伐したコナラを使ってのコマ打ち出したが、里山と人間との共生について、間伐の大切さ、人間の知恵の凄さについて、少しずつふれていこうと思います。
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)