活動レポート

活動レポート

冬の自然観察会&シイタケのコマ打ち体験

山崎山こどもエコクラブ (埼玉県)

活動日:

2017年02月19日

実施場所:

宮代町さいたま緑のトラスト5号地山崎山

参加メンバー&サポーター数:

17人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

第196回の山崎山こどもエコクラブの定例観察会は、町の五楽体験事業と共催で、トラスト地内での自然観察会兼学習会と保全作業用倉庫前の広場でのシイタケのコマ打ち体験を行いました。
当初は新しい村の広場に集合予定でしたが、冷たい北西の季節風が強く吹いているため、新しい村の温室を借りて、日程の説明の後、自然観察の資料配布と説明の後、自然観察会を始めした。トラスト地内の落葉樹の見分け方やと常緑樹についての説明を聞き、さっそくコマ打ち体験を実施しました。まず、コマ打ちの手順の説明があり、電気ドリルでのコマ打ち用の穴あけです。サポーターの支援を受けながら参加されたお父さんやお子さんが挑戦しました。コマ打ちでは、木槌や金づちを使いシイタケのコマを打ちます、こちらは小さい子供も一生懸命作業をしました。作業終了後にシイタケのホダ木の管理方法の説明を行い、参加された皆さんは自分でコマ打ちをしたシイタケのホダ木を抱えてお土産に持ち帰り、解散となりました。


参加者のようす

サポーターの人が電気ドリルでコマ用の穴をあけているのをみていましたが、自分でもやりたくなり、親やサポーターの人に助けられながら、ドリルを持って穴をあけはじめました。かたや、木の穴にコマを入れて、木槌を持って、気持ちのよい音を立てて打ち込んでいました。なかには、コマうちの済んだ直径20cmもあるほだ木を、大事そうに抱えている子供もいました。

感想・気づいたこと・考えたこと

こどもたちの可能性は無限だなと、改めて感じました。ドリルで穴をあける作業も、すぐに体得し、凄いと思いました。このような体験、いや、いろいろな体験は小さいときにしておくことが必要であると思います。これからも、体験を通して、環境や自然の大切さ良さを理解してほしいです。

その他

間伐したコナラを使ってのコマ打ち出したが、里山と人間との共生について、間伐の大切さ、人間の知恵の凄さについて、少しずつふれていこうと思います。

山崎山こどもエコクラブの皆さん こんにちは。
シイタケのコマ打ち、それもサポーターの方に助けてもらいながらドリルで穴あけまでしたなんて、素晴らしいですね!
地域の自然観察をしているクラブは全国にもたくさんおり、自然観察をしている時に、名前はわからなくても枯れ木などからはえているキノコを見たことがきっとあると思いますが、食べ物としてのシイタケをはじめとするキノコがどのようにできるかを知っている人は、そんなに多くないのではと思います。
シイタケは、江戸時代の人たちが、野菜と同じように「育てられる」ことを見つけたのです。その際、土ではなく木を使うというのは、昔の人も自然をよく観察していたからですね。
きっと最初は失敗も多かったと思いますが、工夫をくりかえして完成したのがみんながチャレンジした「コマ打ち」です。このかたまりの中には「シイタケが増えるもと」がいっぱいつまっています。でもすぐには大きくなりません。食べられるまでには一年以上かかります。でもその後5年くらい収穫できます。本当にふしぎですね。
大事そうに持ち帰ったほだ木にできたシイタケは、最高においしいと思いますよ。まさに「山崎山の宝」ですね★
これからも山崎山で楽しい活動を続けてください。
エコまる
山崎山こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名山崎山こどもエコクラブ
  • 所在地埼玉県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

さいたま緑のトラスト保全第5号地「山崎山の雑木林」を中心に、毎月、環境調査と環境保全活動をしています。五感を使って生きもの息吹や嘆きを感じ、そのことが何を意味しているのか考えつつ活動をしています。

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