山崎山こどもエコクラブ (埼玉県)
自然に恵まれた環境を生かした取組が実施され、町の大切な財産になっています。その恵まれた自然を知り、その大切さに気づき、その自然を守ろうとする気持ちと態度を育成しようと始めた活動が、このエコクラブであります。そこで、こどもたちに、自分がもっている知識の確認と、その知識の素晴らしさに気づき、他のこどもたちにそれを広めてほしいと、昨年第1回を実施しました。今年は、一般公募を含め19人が受けました。検定は、外での観察などからはじまり、集会所でのパワーポイントによる昆虫の生態の説明、その後休憩をはさんで、45分間、25問、3択による試験です。生態、鳴き声、視覚等の五感を使った問題もあり、1問1問全員が解答するまで待って次に進みます。試験後、問題の解説があります。後日、1級から3級までの認定書が、町から学校を通じて配布されました。
外での観察は楽しそうに、この虫何とか、こんなのがいたとかたのしそうでしたが、集会所に入り、事前の説明が始まると、あのにぎやかさはどこえやら、みんな真剣に聞いていました。鳴き声の問題では耳をすませ、生態の問題ではじっくり考えていました。全問がおわり、問題の解説が始まると、「よし」とか、「そうだった」とかいう声が聞こえました。
昨年は、参加者が5名、今年は19名と増え、うれしくなりました。この輪が広がり、こどもが昆虫を中心とした生態系を考えるようになり、やがては、大きな生態系を考えられるようになることを信じています。
作問が大変です。こどもの知識はすごいもので、簡単すぎても難しくても、サポーターに昆虫の専門家がいるので助かっています。多感で多様なこどもたちのために、これからもがんばりたいと思います。報告が少し遅くなってしまいました。
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)