山崎山こどもエコクラブ (埼玉県)
第193回の山崎山こどもエコクラブの定例観察会は、さいたま緑のトラスト5号地山崎山を舞台に、「里山の秋の恵みで作ろう パート2」と題して、トラスト地や新しい村で初冬の自然観察をしなが、採取した色づいたクヌギやカシ、モミジなどの木の葉を集め、葉にアクリル絵の具を塗り、無地のエコバックに葉の葉脈や形をデザインするというクラフトづくりを行いました。パート1は木の実が中心でしたが、今回は色づいいた葉を使って、その色を再現しながら思い思いの配置で世界に一つだけのバックを作りました。
同時開催の宮代マルシェの会場になっている新しい村ステージ前の広場に集合した参加者は、初めにY代表が自ら作成した今日のクラフトづくりのバッグ見本を見ながら、今日の観察会とクラフトづくりの説明を受けました。すると、早くも移動したくて説明が終わると、我先にと歩き始めさっそく葉を拾っては、良し悪しを確認していました。落ち葉の名前やその木の特徴を聞きながらの収集作業でした。そして、採集用の袋に楽しそうに木の葉を入れていました。作業をするテーブルにつき、バックの上に葉を並べて配置を考え、葉を1枚1枚丁寧に、好みの色のアクリル絵の具をつけては、バックに押し当て、模様を写し取っていました。出来上がったマイバックをもって充実した様子で帰っていきました。
なんでもそうですが、観察会も目的・めあてがはっきりしていると意欲的に参加してくれます。今回はエコバックに葉の特徴を生かして模様を写すという、めあてがはっきりしていやので楽しそうでした。もう一つ、こどもの発想は、驚くことばかりでした。放射状にしたバックへの葉の配置や半分色の違う葉への色の付け方など、関心させられました。
解散した後、新しい村で開かれている宮代マルシェに行ってみたら、先ほど作ったバックをもっているこどもに会いました。なにやら、バックがふくらんでいるようでした。
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)