ゴーウィングス (愛知県)
地球教室の「愛知県の石 ピッチストーンってどんな石?」に参加しました。2日セットで1日目はピッチストーンの学習、2日目はピッチストーンを鳳来寺山に探しに行こうという内容です。1日目の本日はピッチストーン(松脂岩)とは何か?の話を聞きました。ピッチストーンとは火山ガラス。結晶がない石です。結晶を知るためにエリスリトール(甘味料)を溶岩だと思って冷やす実験をしました。熱したエリスリトールを2つのシャーレに入れて、1つのシャーレはそのまま冷やし、もう1つのシャーレは氷などで早く冷やしました。結果は早く冷やしたシャーレの結晶はそのまま冷やした結晶より細かくて小さい。結晶がないピッチストーンは溶岩が地表に出てきて急激に冷やされたことになります。
そのあと、天然ガラスの黒曜石で石器づくりをしました。黒曜石を石で叩いて破片を作りました。その破片で紙や皮を切りました。
大人も子どももピッチストーンってどんな石なんだろうと真剣にお話を聞いていました。黒曜石で石器をつくる時は、切れるかな?と楽しみながらたくさん作りました。
「愛知県の石 ピッチストーンってどんな石?」のチラシを見た時、なんだろう?ととても興味がわきました。すぐに応募して、参加できるようになったとき、とてもワクワクしました。鳳来寺山がずっと前に噴火して貴重なピッチストーンができあがりました。その偶然がすごいと思います。
昔の人は石器を作る石は黒曜石やピッチストーンがよいと見つけたのがすごい。いろんな石を試してみたのかな?それとも昔はいろんなところにあったのかな?切れるなんてすごいことだったと思う。ぼくたちも石で紙や皮が切れるなんて大発見だ。
結晶の話はとっても難しかったけど、冷やす温度や時間で結晶の大きさが変わることは分かった。実験をしたので分かった。氷砂糖みたいだった。
愛知県の石 2016年 日本地質学会認定
岩石:松脂石(ピッチストーン) 鳳来寺山
鉱物:カオリン 瀬戸市
化石:師崎層群の中期中新世海生化石群(知多半島)
ゴーウィングス(愛知県)
ゴーウィングス(愛知県)
ゴーウィングス(愛知県)
ゴーウィングス(愛知県)