山崎山こどもエコクラブ (埼玉県)
秋の深まる里山で、自然観察をしながら、秋の恵みを探して、集まった恵みを生かして壁掛けをつくる。とくに今回は、どんぐりに焦点をあて、殻斗(かくと)という言葉をしってもらうことです。殻斗(かくと)とは、どんぐりの下についているお皿のことで、種類によって形や模様がちがっている。
「どんぐりという木はありません」といったら驚いていました。「ずんぐりとしていて、クリのような実のことをまとめてどんぐりといいます」といったら、またびっくりしていました。クヌギやコナラ、マテバシイ、シラカシなどの実を楽しそう拾いながら袋に入れていました。そして、拾い集めた里山の恵みで、個性あふれる壁掛けを製作していました。
殻斗(かくと)の模様には、うろこ状のものや、年輪状のももの、たわしのようなものなど、同じような実でも木が違うと殻斗も違うことに感動しました。壁掛けを作っている里山の中の作業場で、足元の腐りかけた木を動かしたら、10数匹の丸々としたカブトムシの幼虫がいてびっくりしました。
カブトムシの幼虫は、踏まれたりして、かわいそうなので、手袋を使って、落ち葉のたくさん積もっている場所に移動させてあげました。みんな、シュロのひもを壁掛けに通し、嬉しそうにもち帰りました。
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)
山崎山こどもエコクラブ(埼玉県)