ふくはら子どもエコクラブ (埼玉県)
伝統的な手入れをしている雑木林に棲んでいる昆虫を調べました。今年で7年目です。ベイトトラップを用いて夜の昆虫も採集し、林の中を歩いて昆虫を探しました。
林には60種類ほどの生きものを見つけました。観察カップで生きたまま観察して、アリの体のつくりをよく観察しました。外来のチョウを手本に標本作りも行い、昆虫に触れることができました。採集した昆虫はもとの場所に返して観察は完了しました。
夏の蚊に食われながらも林の中を歩いて生き物を探していました。観察コップに入れて手で触れることなく生きている昆虫を見つけていました。分からない生き物は講師に聞いて覚えようとしていました。標本作りは自分たちで採集した外来の生き物を使っておっかなびっくり、講師の指導のもと簡単に作っていました。
伝統的な管理を続けてきた雑木林の生物多様性を昆虫から見つめること、生き物はよく観察することで知らなかったことを知り、標本作りで生き物への興味を広げていくことを目的としています。
講師から虫の本当の姿を解説してもらい、標本は次世代への遺産と聞いて無駄な殺傷をしない考えを知ることができました。
継続して観察していると、生きものの変化が少しづつ分かってきました。また、子どもたちが林の手入れをしている意味が分かってきて欲しいと考えています。
ふくはら子どもエコクラブ(埼玉県)
ふくはら子どもエコクラブ(埼玉県)
ふくはら子どもエコクラブ(埼玉県)
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