武蔵野東小学校エコクラブ (東京都)
東エコクラブはこの日の夜、善福寺自然かんさつ会主催の「セミの羽化観察会」に参加してきました。セミは世界に2000種、日本には30種あまり、このうち善福寺公園にはニイニイゼミ、ヒグラシ、アブラゼミ、ツクツクボウシの5種類が生息しているそうです。この日もとても暑い夜でしたが、近年、地球温暖化の影響によるものか、西日本に多いクマゼミの分布が北に広がり、善福寺公園でも鳴き声が聞かれるようになったそうです。
この日の観察会は夜の6時~8時でしたが、羽化が最も多く観られるのは8時以降だそうです。それでも、公園のあちらこちらで幼虫が木に登る姿や羽化真っ最中の様子を観察することができました。
昭和40年頃、昆虫図鑑が流行っていましたが、そこに書かれてあった「セミは地中に7年、地上に1週間」というのが定説になってしまったそうですが、実のところ、その根拠はないそうです。セミの生態系をきちんと研究する学者がいないことから、まだまだ分からないことがたくさんあるそうですが、実際は地上に出ても1週間以上、生息しているようです。
武蔵野東小学校エコクラブ(東京都)
武蔵野東小学校エコクラブ(東京都)
武蔵野東小学校エコクラブ(東京都)
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