大津市子ども会ジュニアリーダークラブKIDS (滋賀県)
魚釣りを通してびわ湖の自然環境について考える催しとして今年度初めて取り組みを行いました。
会場の近江舞子は滋賀県でも有数の景勝地。
当日はスタッフを入れておよそ100人が集合し、釣りのマナーや道具の使い方の説明のあと、思い思いの場所でまずは釣りの体験。外来魚のブラックバスやブルーギルのほか、ハスなどの魚も釣れていました。
釣り体験の後は昼食を兼ねてブラックバスのフライを試食。外来魚として嫌われているブラックバスですが、その身は白身で美味しく、参加者の皆さんで、残さずいただきました。
そして、びわ湖環境についての学習会。滋賀県には「びわ湖ルール」といわれるレジャー規制の条例があります。みんな真剣に話を聞いてくれました。
参加者の全員が魚を釣り上げて、楽しいだけではなく、びわ湖の環境について考える良い機会にもなりました。
今回、私たちはこの事業を運営するスタッフとして活動を行いました。
私たちも、絡んだ釣り糸を直したり、釣られた魚を計測したりと忙しい一日でしたが、改めて外来魚の多さやその食欲の旺盛さ、そして、それはびわ湖固有の魚たちの減少につながっていることを体験を通して学ぶことが出来ました。
活動を通して、地元の漁業組合さん、民宿さん、釣具屋さんにもご協力をいただき、私たちの活動にご理解いただくとともに、この「エコフィッシング」の実施に力強いご支援をいただきました。
あらためて、絆を結ぶ大切さを感じました。
大津市子ども会ジュニアリーダークラブKIDS(滋賀県)