今川こども自然クラブ (静岡県)
外来植物から川を守るために、暑い夏の日差しの中で、川をおおっていたクレソンを取り除きました。オランダガラシともいうクレソンは、食用に使われますが、繁殖力が強く、川をおおってしまうことから大変困っています。子どもたちは、動植物が住みやすくなるように、クレソンを取り除く活動を定期的に行っています。
ホタルなどの生き物を守るためということで、猛暑の中をいっしょうけんめいに草取りをした子どもたちは、手を泥だらけにしながら、黙々と取り組んでいました。クレソンだけでなく、川をおおってしまう外来植物を選びながら草取りをしました。川の中ということで、生き物を見つけながら草取りをする子や、水遊びをしながら取り組む子など、それぞれに楽しみながら行っていました。
「草取りは大変だけど、きれいになると気持ちがよくなります」など、泥の中に入ったり素手で草を取ったりすることにだんだん慣れてきたのか、いやがる子がいなくなりました。また、体験しながら取り組むことで、「ゲンジボタルの幼虫はどこにいるのかな」「カワニナがいたよ」などと動植物の名前を自然に言葉に出す子が増えてきました。
外来植物がどんどん増えてきているので、取り除くことは不可能ですが、地道な努力が必要だと思っています。
今川こども自然クラブ(静岡県)
今川こども自然クラブ(静岡県)
今川こども自然クラブ(静岡県)
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