活動レポート

活動レポート

エコハウスを建てるために その1植林ツアー

エコまめクラブ (福岡県)

活動日:

2013年02月02日

実施場所:

福岡市 西区

参加メンバー&サポーター数:

5人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性
  • イベント・交流会 イベント・交流会

SDGs:

活動内容

家の立て替えをお願いする住宅会社加入の森林組合とNPO共同イベント「植林ツアー」に参加。
当日の工程 植林→伐採見学→製材所見学。福岡市西区の温泉施設から10分ほど登った、一昨年伐採した植林地のところに山桜、クヌギ、ケヤキを50本植林。
専門家に手伝ってもらいながらメンバー植林。
専「どこに植える?」メ「ここ」専「ここは道だからだめだよ」メ「じゃあここ」専「よし、ここに植えよう」
一緒にクワで穴を掘り、植え、土を踏んで添え木をして完了。
また、少し離れた場所にヒノキの植林地があり2本伐採するのを見学。
山全体を見渡し、どれを伐採するか、曲がっていないか、枯れていないか、密集していないか見極めるポイント。野菜でいう間引きをすることで、他の樹が大きく成長する。福岡市近郊の人工林は50年くらい経っている木が多いが、手入れされていない状態と。
木が切り倒されると、切りくずがたくさん出てヒノキのいい香りがあたり一面に広がる。
チェーンソーの音にびっくり。
きりくずを「かつおぶし」と言って、たくさん切り株にふりかけて遊んでいました。
森林組合の製材所見学。
コンベヤーで木クズが集められ頭上から集積所に落ちて、おがくずの山ができているのを発見し登っていいと言われた途端「わぁ~」と興奮しながら駆け上がっていました。

参加者のようす

今回のツアーに先立ち
家を建て替えるから、木を切るのを見たり木を植えにいくよ。お家って木からできているんだよ。と伝えると「えーお家って木からできているの?」とびっくりしていました。
遊んだおがくずの山からおがくずをいただいて、入浴剤がわりに繰り返し使ってヒノキの良い香りを楽しんでいます。
同年代の子どもたちがたくさんいたので一緒に遊んで楽しかったようです。

感想・気づいたこと・考えたこと

家を建て替えることになり、できるだけ環境負荷が少ない家をと考え、地産地消福岡の木を使う会社に決めました。これからもいろいろと家作りを通して体験させたいと思っています。
今回は、植える→育てる→使う→植える
この循環がないと人工山林は死んでいくということを身近に感じてもらえればと思いました。
ツアーの中にごみを拾いながら登っている親子がいて、気がつかなかったこと、何もしなかったことにサポーターとしてまだまだ甘いな~と痛感。

その他

15年~20年経った丸太から4寸角(長さ4m)ができ、杉で1200円ヒノキで倍の値段となる、角材を取った残りで板材を作りだしそこで儲けを得るとのこと。
木がまっすぐ育てば周りの板材も立派なものがとれ儲けになる。
製材だけだと儲けはないから、後継者が育たず山が荒れていく。
正直、15年も育て、2年間乾燥させ製材し角材1本1200円ときいて「安い」と思いました。約20年間手間ひまかけて1200円・・・。

先日、森林を管理する人から「親という字は、<立て木を見る>と書く。子や孫のために立て木を見て、育てるのが親の役目」という話を聞きました。確かに今では手間に比べて価格が低すぎて営林が成り立たない状況ですが、今回の活動のように、子どもたちに森の姿や家の成り立ちを見せてあげたり、木のそばで遊ばせるのは大変よい環境教育だと思いました。これも大切な親の役目になりますね。
エコまる
エコまめクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名エコまめクラブ
  • 所在地福岡県
  • クラブの種類家族親戚

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