今川こども自然クラブ (静岡県)
森づくりで出た除伐材を再利用して、マイ鉛筆を作りました。
子どもたちは、鉛筆を作ると聞いて「本当かな?」という顔をしていましたが、作り方を教えてもらいながら鉛筆が完成すると、とてもうれしそうでした。子どもたちが最も苦労したのが、鉛筆の先をとがらせることでした。サポーターの皆さんは、子どものころから扱いに慣れているナイフですが、子どもたちはナイフを持たせてもらえない世代ですので、「指が疲れた!」と言いながら、本当に難しかったようです。物づくりは、子どもたちの五感を働かせるとても大切な活動だと実感しました。
森づくりで切った木の枝を利用して、鉛筆を作ると聞いてとてもわくわくしました。それは、枝を使ってどんなふうに作るのか、とても興味があったからです。のこぎりで自分が作りたいと思う太さのところを好きな長さに切り、その後に鉛筆のしんになるところをどきどきしながらドリルであなを開けました。あなの中にしんを入れて、後は鉛筆の先をとがらせました。これが一番むずかしく、大変でした。おじさんたちは、子どものころにナイフでいつも鉛筆をけずっていたと言っていましたが、私たちはナイフを使ったことがなかったので、とても時間がかかりました。でも、できあがった鉛筆を見て、だれも持っていないマイ鉛筆をみんなで見せ合って喜びました。
秋晴れの青空の下で、森に囲まれた公園で楽しく行いました。子どもたちからは、「木を再利用して鉛筆ができるなんて、とてもおどろいたけど、好きなマイ鉛筆ができてとてもうれしかった。」という声が聞かれました。
今川こども自然クラブ(静岡県)
今川こども自然クラブ(静岡県)
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