エコまめクラブ (福岡県)
しょうゆ・みそ屋さんの蔵開き~食の文化祭2012~
福岡県醤油醸造共同組合が近所にあるにもかかわらず、行ってみたいけどなかなか足を踏み入れることができなかったので、よい機会となりました。
味付けに使っているけど、食卓に醤油を出すことがなく、こどもたちは醤油の存在をよくわかっていないところもあるので、よかったです。
全国に醤油屋さんは約1000あり、そのうち福岡には114の醤油屋があるそうです。
福岡県が一番醤油屋さんが多いそうです。
全国同じ醤油ではなく、地域によって味、色がまったく違うそうです。
福岡は東京に比べると甘いらしく、鹿児島は福岡よりももっと甘いとのこと。
1軒1軒、最初から作るのではなく、この共同で醤油の元を作り(生しょうゆ)その後お店独自の味付け、火入れをして出来上がりということで、工場見学もしました。
工場見学では、においがモロミの匂いで、くさ~いとこどもたち。
会場内に体験コーナーがあり、できあがった醤油麹に食塩水をまぜて作るだけの簡単なものでしたが、自家製醤油作りも参加しました。
簡単にできて、子どもたちはもっとしたそうでしたが、醤油ソフトクリームや醤油をふんだんに使った食べ物にも目を奪われ、醤油ヤキソバや炊き込みご飯などを食べました。
作った醤油の出来上がりは1年後。最初1週間は毎日、それから4ケ月間は10日に1回、その後は1ケ月に1回程度混ぜ、モロミを漉して、味付け(砂糖やみりんや味の素)と火入れをして出来上がりとのこと。1リットルのペットボトルで400mlぐらいのできだそうです。忘れないように食卓のテーブルの上において毎日混ぜ、1週間たってからは、カレンダーに混ぜる日を記入して忘れないように混ぜています。
ちなみに、混ぜる時の我が家の呪文は、グーチョキパーの歌の替え歌で、「混ぜ混ぜ混ぜ混ぜ~~○○が混ぜるよ~~」という歌にあわせて混ぜています。
1年後が楽しみです。ネットでは自宅で醤油作りができるキットも販売してあるようで、うまく作ることができたら、再度作ってみるのも楽しいかなと思っています。
残ったモロミはきゅうりにあえたりして使用したいと思います。醸造組合では、牛のエサとして出荷しているそうです。
もともとは味噌ができるときにしみだす汁がおいしいということに気づき今で言う「たまりしょうゆ」になったとのこと。
そんな歴史なども調べることができて、勉強になりました。
エコまめクラブ(福岡県)
エコまめクラブ(福岡県)
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