活動レポート

活動レポート

藤前干潟クリーン大作戦

沢上クラブ (愛知県)

活動日:

2012年05月07日

実施場所:

名古屋市藤前干潟

参加メンバー&サポーター数:

110人

活動の分野:

  • ごみ・リサイクル ごみ・リサイクル
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

まずはじめに,NHKアーカイブス「ごみを食べた動物」の視聴を行いました。
次に,名古屋市にある,ラムサール条約登録地である藤前干潟の成り立ちや生態系,抱えている問題などについて,環境省の講師による出前授業を受けました。
その後,藤前干潟についての調べ学習に取り組みました。
最後に,藤前干潟クリーン大作戦(ゴミ拾い)を実施しました。

参加者のようす

「ごみを食べた動物」の視聴や,藤前干潟の環境省職員の方による出前授業から,生徒たちは,ゴミ問題が生き物に及ぼす影響の深刻さに気付くことができました。
この学習で,6月上旬に実施した校内のクリーン大作戦(地域清掃)やこつこつ運動(登校途中で落ちているゴミを拾う運動)では,地道な活動にも関わらず,熱心に取り組みました。
当日の,藤前干潟の清掃活動では,予定の時間をオーバーしてもゴミを熱心に拾い続ける姿が見られました。また,ゴミ拾いの最中に見付けたカニのはさみが片方無くなっている姿を見て,「拾ったばかりの釣り糸が絡まってとれてしまったのかな?」と,これまでの学習内容を結び付けて考える様子も見られました。ゴミ拾いの合間にとった休憩時間には,干潟を訪れる鳥を観察する姿も見られました。
藤前干潟クリーン大作戦のあと,調べ学習のレポートや,発表会の資料作りには,大変熱心に取り組みました。この中で,調べ学習のレポートと藤前干潟クリーン大作戦の感想文は,校内の廊下に掲示しました。生徒たちは,こうした掲示物を熱心に読むことで,仲間の知識や経験,感じたことや考えたことなど,互いの学びを共有することができました。
これらの掲示物は,夏休み明けの作品展にも出展され,保護者や地域の方に,本校1年生の活動の様子を紹介する予定です。

感想・気づいたこと・考えたこと

生徒が書いた感想文の一部分を紹介します。
☆ 命ある物と共に生きる
「命ある物」それは,「自然」「植物」「動物」様々な物だと思います。でも,どれも「自然」が消えてしまっては生きてはいけないと思います。命ある物を守るために,ゴミをポイ捨てしないなど,人間一人ひとりが「自然」を大切にすることが第一歩だと思います。
☆ 自然と共に生きる
私たち人間だけでは,何もできません。他の動物を食べて生活し,自然の水を飲み,他の動物や自然の力を借りて生活しているのです。私は,「自然と共に生きる」とは,自然に支えられ,自然を支えることを意味していると思います。             
☆ 生き物と共に生きる
私たちは,自分だけでは生きていけない生き物です。私たちは「生かされている」ということをたくさんの人にもっと自覚してもらい,ボランティア清掃活動をいろいろな人にしてもらうことが大切だと思いました。                       
 このように,多くの生徒が「共生」について学びを深めることができました。

沢上中学校エコクラブサポーターのみなさんへ
 みなさんお疲れさまでした! 干潟の生き物に代わりお礼を言います。「ごみが減ってサッパリしました。ありがとうございます!」
干潟や海のゴミは上流の川や川の周辺に捨てられたゴミがやがて川に落ち、川が海まで運んできます。町の中のゴミは遠くから運ばれてくる事はないので片づけが簡単ですが、海や干潟は何百kmの川の流域から集まってくるので広い地域での協力が必要です。また頑張ってください。
エコまる
沢上クラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名沢上クラブ
  • 所在地愛知県
  • クラブの種類学校の学年

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