活動内容

　１９９５年に参加したセミのぬけがら調査を１５年ぶりにメンバーとやってみた。
　調査前に前回の調査報告書をメンバーに見せ、どんなセミを見つけることができるかを予想した。実施後、予想と結果の違いを確認した。

参加者のようす

　朝のラジオ体操のときから目をつけていた木の付近を中心に見て回った。少し茂ったところに行くと、「蚊がおる、刺された」などと奇声をあげていたが、なんとか見つけることが出来た。

感想・気づいたこと・考えたこと

　前回の調査時には、アブラゼミ、クマゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシの順でかなりの個体数を見つけることが出来ていた。今回は、クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミのぬけがらしか見つけられなかった。しかも、ニイニイゼミは一個のみ。ツクツクボウシに至っては、声はすれどもぬけがらは見えずだった。
　実感としては、乾燥地に強いクマゼミが個体数を驚異的に増やす一方、他方では湿気のある場所を好むニイニイゼミが数を減らしているようだ。