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第40回:♪ガールスカウト長崎県第4団・一ノ瀬 志津子さん(長崎県佐世保市)

2015.08.10 掲載

こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪

他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★

一ノ瀬 志津子さん (JECサポーター歴 10年目)

様々なボランティア活動を行う団体のみなさんとの協働で、活動の幅が広がると思います。

 

クラブ名:ガールスカウト長崎県第4団(長崎県佐世保市) 

クラブカテゴリ:ボーイ・ガールスカウト/メンバー6名

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長崎県北部に位置する佐世保市。九十九島の美しい風景と、オランダの街並みを再現したテーマパーク
「ハウステンボス」が有名ですね。最近では、米軍基地からレシピが伝えられたとされる「佐世保バーガー」がご当地グルメとして人気を集めています。今回は、今年度からサポーター交流会を開催するなど熱心に活動していただいているそんな佐世保市で、ガールスカウトのクラブとして長く活動されている「ガールスカウト長崎県第4団」の代表サポーター、一ノ瀬さんにお話しを伺いました。

クラブのメンバーとサポーターの構成を教えてください。

メンバー:小学生1名・中学生3名・高校生2名

サポーター:ガールスカウト成年リーダー6名・保護者会6名

ガールスカウトではどんな活動を、どのくらいの頻度で行っているのでしょうか。またガールスカウトの活動の中で、こどもエコクラブの活動をどのように位置づけているのか教えてください。

毎月2回(主に第2・4土曜日)の集会を行っています。基本的にはガールスカウト日本連盟の様々な目標プログラムに沿って行っています。そのプログラムのひとつに「ピースプロジェクトGreener×GreenerⅡ」というプロジェクトがあり、そのねらいに沿うようにこどもエコクラブの計画を立てています。

また、不定期ではありますが、私が個人的に「長崎県地球温暖化防止活動推進員」として長崎県に登録しているのでそちらの行事等に絡めて活動を行うときもあります。
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【他団体の方と一緒に新聞エコバッグづくり(中央左側が一ノ瀬さん)】

今年度から活動拠点を「させぼ市民活動交流プラザ」に移されたそうですが、昨年度までは主にどのような場所で活動されていたのでしょうか。また、昨年度と今年度の活動内容に変化がありましたか。

昨年度までは町の公民館で活動していました。平日の利用者が多く、主に土曜日に活動する私たちは、ほかの団体の方と出会う機会がありませんでしたが、「させぼ市民活動交流プラザ」では様々なボランティア活動を行う登録団体の方や隣接する「させぼエコプラザ」のみなさんが土曜日に活動されていることが多く、 協働によりこれから活動の幅が広がるのではないかと期待しています。私たちが加わることで、環境系の活動が活発になるといいですね。

今年度から活動レポートをウェブサイトに投稿してくださるようになりましたが、そのきっかけを教えてください。

私は2012年頃からガールスカウト長崎県の情報部長として広報活動を行っています。その中で2014年ガールスカウト日本連盟主催の情報部研修会に出席し、「現代社会では紙媒体の広報誌だけに頼らずウェブサイト広報も大変重要である」と指導を受けました。会員が増えない、活動の幅が広がらない、と私たちに一番欠けていたものを補うには、指導を受けたとおりウェブサイトをもっと利用しなければと思いました。そこでまずFacebookと「こどもエコクラブ」サイトの利用を進めようと考え、早速実行に移したところです。ただ現時点では残念ながら子どもたち自身も保護者もネットに対する情報や知識が十分でなく、半数のメンバーは見ていないようです。まずは基本的に私たちのメンバーのネット活用に向けた意識の向上が大切だと思います。

メンバーが特に関心を持って実践している活動がありましたら、教えてください。また、活動中のメンバーの様子を教えてください。

  遊びを絡めた活動のほうがいきいきとしているような気がします。例えば、おもちゃの交換会「かえっこバザール」。させぼエコプラザさんが定期的に開催するおもちゃの交換会などには喜んで参加しています。 11212153_934138446628719_7248846734391505481_o.jpg
 

【第9団さんと合同でかえっこバザールに参加】

高校生から小学校低学年までとメンバーの年齢層が幅広いですが、活動するときに特に気をつけていることがあるでしょうか。また逆にいろいろな年齢の子どもたちが一緒に活動することによるメリットを具体的に教えてください。

   
人数が少ないので、さほど苦労はしていません。一堂が会することも時々ですが、その際には一番年下のメンバーに伝わるように言葉や行動に気をつけて活動を行っています。子どもたちの様子ですが、上の子は下の子の面倒をよく見る優しい子になっています。また下の子はてきぱきと物事をこなすおねえさんに憧れを もっているようです。少子化が進んでいる現代なのでとっても大切なことだと思います。  
   

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【聴診器で木の音を聴く】

ガールスカウトやこどもエコクラブの活動を通じて、ご自身が変化したことはありますか?また、サポーターとして活動を継続されている理由を教えてください。

最初の頃(20年前)は、保護者の立場で義務的にサポートしていた感じはありました。しかし日を追うごとに「人に物事を伝える」という人として基本的な事が出来ていないとこどもたちや周りにも伝わらず活動ができない事に気づき、自身の成長のためにという思いに変わりました。また、何よりも活動の計画を立てているときはとても楽しいです。

今後の活動への抱負や意気込みを教えてください。また、こどもエコクラブに登録していないガールスカウト・ボーイスカウトの指導者の方々に、こどもエコクラブへの勧誘メッセージをお願いします!

団体の基本的な活動も大切ですが、エコにリンクした活動はたくさんあると思います。全国のこどもエコクラブメンバーとの情報交換できますし、何よりもガールスカウト・ボーイスカウトの広報活動もでき一石二鳥(笑)。こんなに楽しく便利なクラブはないと思います。登録や報告方法もとても簡単ですので是非登録されることをお勧めします。

みんなもチャレンジしてみよう!

「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪

タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!

こどもエコクラブ全国事務局