2011.08.11 掲載
こどもエコクラブに関わるサポーター・コーディネーターさんたちが、こどもエコクラブのサポートやコーディネートを通じ、どんな活動プログラムを行っているのか、またどんなことを感じているのかそのリアルな声をご紹介します♪
他のサポーターさんやコーディネーターさんのご意見は、クラブをサポートする側にとって大変興味深いものかと思います。このコーナーがクラブに関わる多くのみなさんにとって取り組みのヒント・今後の活動の充実のための参考となって、どんどんクラブが元気になりますように★■地域での関係団体などと協力・連携をどのように行っていますか。
県内にある45市町村すべての環境担当課にコーディネーターが存在し、各市町村におけるこどもエコクラブの活性化にご尽力頂いています。また、県内のすべて小中学校へはこどもエコクラブパンフレットの全国版と熊本県版(当センターで作成)を送付させてもらいました。さらに、こどもエコクラブの活動に賛同頂ける企業様からは、その活性化のためにご寄付などの支援も頂いています。
■コーディネーターとしてどのようなことをされていますか?
こどもエコクラブ支援体制の確認と強化として「こどもエコクラブコーディネーター研修会」、クラブの活動紹介として県主催の環境フェアの中で「こどもエコクラブ活動報告会」開催、素晴らしい取り組みを行ったクラブの功績を顕彰する場として「県環境センター壁新聞展および表彰式」の開催を行っています。壁新聞展は、全国フェスティバルへ推薦する作品選考も兼ねており、その表彰式は昨年度までの当センター内実施から、今年度からの県環境フェア内での実施へと拡大する予定です。
日常的には、「いかにこどもエコクラブの活動の楽しさを分かりやすく伝えようか。」という視点で取り組んでいます。具体的には「広報」に尽きます。「こどもエコクラブへの登録はデメリットはゼロで、メリットは各クラブの活動に応じて増えていく。」ことさえ伝えることができれば、その他の関連事項は自然と盛り上がりを見せると思っています。この点、未だ改善途中ではありますが、当センターHP再編やチラシ作成などに取り組んでいるところです。
■こどもエコクラブと接して感じる事、コーディネーターを通じて自身が変化したことはありますか?
一番強く感じたことをタイトルに書きました。「こんなに素晴らしい事業は、子どもたちにとっては「使わなきゃ損」だし、コーディネターにとっては「(大げさに言うと)使わせられなきゃ責任問題」だと思いました。」です。
私自身が最も変化したところもこの点だと思います。実は、一昨年まで小学校に勤めておりまして、その頃は正直「何だかよく知らないけど面倒くさそう。」と思っていました。もっと正直に言うと、県環境センターに勤め始めてさえ、今年度担当になるまでは同じような感じでした。この「何だかよく知らないけど。」の部分が担当者になることでよく分かってくるにつれ、タイトルのような気持ちに変わっていったのです。
■コーディネーターになって、苦労したこと困ったことはどんなことでしたか?またどのように解決しましたか?
これもタイトル通りです。過去形ではなく、現在進行形です。とりあえずチラシであれば、モノクロ10ページだったものを、ページ数は4ページに減りましたがカラーにしました。そして、実際の身近なクラブの活動を知ってもらえるように内容を絞りました。前述のように県内全ての小中学校に配布しました。環境センターに来館いただいた方に手にとってもらえるよう、こどもエコクラブコーナーをリニューアルし始めました。まだ、これだけです。これから、どんなことを子どもたちのためにできるのか、楽しみたいと思います。
写真は、当センター環境教育指導員手作りの、こどもエコクラブコーナーの看板。タイトル写真に写っている看板は現在これに変わっています。リニューアルは今も進行中。
「どんなことをすれば子どもたちの笑顔が増えるかな。」と、県コーディネーターを務める環境センター職員みんなで楽しみながら頑張っています。
■全国のこどもエコクラブコーディネーターにメッセージをお願いします。
こどもエコクラブ県事務局担当になっても日が浅く、自分自身の意識としてもやっと高まりを見せ始めたところです。皆さんの方が遙かに素晴らしい思い、実践をお持ちだと思います。そういう意味でも、この「リアルヴォイス」開設は私のような知識・経験の浅いものにとっても、新たな視点を欲する長年携わられたベテランの方にとっても、大きな魅力と可能性を感じさせるものではないでしょうか。
「リアルヴォイス」に登場するほどの取組は行えていないので投稿は控えさせてもらおうと思いました。今も実はそう思っています。しかし、この「リアルヴォイス」を盛り上げていくためには、私ぐらいの内容が掲載されれば返って有効かなと思い、投稿させていただきました。
「リアルヴォイス」を通して、楽しい活動はみんなで味わえるよう、困ったことはみんなで解決のアイデアを生み出せるよう、みんなの知恵と力をあわせて頑張っていきましょう!
(参考:熊本県環境センターウェブサイトhttp://www.kumamoto-eco.jp/center/)
「リアルヴォイス」では、幼児から取り組める簡単なプログラムから、学校や地域全体で取り組めるプログラムをご紹介いただけるサポーター&コーディネーターを大募集しています!また「こんなプログラムを紹介してほしいな」というリクエストも同時に受付けています♪
タイトルを「リアルヴォイス」とし、ぜひ全国事務局までメールをお寄せください。
プログラムをご紹介いただいた方は、こどもエコクラブ粗品を差し上げます。
皆様からのたくさんの声(ヴォイス)を、お待ちしています!