2024.11.28 掲載
大阪府では、地域に根差した環境活動を実践している子どもたちが、それぞれの環境活動の紹介を通じて、相互の交流を深めることで、お互いの活動を「知る」「たたえる」「交流する」ことを目的として、「大阪ATCこどもエコクラブ交流会」を毎年開催しています。
(主催:大阪府、大阪市、おおさかATCグリーンエコプラザ)このたび、大阪府より10月27日(日曜日)に開催された「令和6年度大阪ATCこどもエコクラブ交流会」のレポートが届きました★
当日の盛り上がった様子をご紹介します^^
参加したクラブは近畿地域で元気に活動している5クラブ!
まずはそれぞれの活動発表からスタート。各クラブとも、日頃の活動を壁新聞やポスターにまとめて堂々と発表してくれました◎
【TANAKAMIこども環境クラブ(滋賀県大津市)】
田上学区での環境調査や川の生き物調査、カヌーを使った琵琶湖調査について、ポスターを使って説明してくれました。
【ガールスカウト大阪府第21団(大阪府吹田市)】
アマモとは何かについて調査し、実際にアマモの育苗キットを使用して育てるなど、アマモを増やす活動について壁新聞にまとめて教えてくれました。
【西京極こどもエコクラブ(京都府京都市)】
関心を持った外来種について、その特徴や、どんな被害が発生しているかなどについて調べたことや、どうしたら減らすことができるのかなど、自分たちで考えた意見や思いを発表してくれました。
【NOSG(大阪府高槻市)】
桂川大山崎地区で行われた竹林伐採の活動のボランティアに参加し、枚方の河川敷付近のゴミ拾いをしたことを、壁新聞にして発表してくれました。
【せいわエコクラブ(大阪府大阪市)】
琵琶湖でのごみ拾いをはじめ様々な活動について、壁新聞や手持ちパネルで元気に発表してくれました。
次はお楽しみの交流タイム!
壁新聞を基に「説明組」「取材組」に分かれてそれぞれのクラブを取材しあいました。
最初の活動発表の中で、気になったことやもう少し知りたかったこと等、お互いに質問しあって交流を深めました。他クラブの活動内容は参考になることばかり!自分たちのこれからの環境活動をどう発展させていくか考えるいい機会になったようです★
最後に、クイズなどを交えながら今日の交流会で感じたこと、発見したことをみんなで振り返りました。
来年また会うのが楽しみですね!
*希望者のみのスペシャルプログラム!*
交流会が終わってから、今回の会場のATCから万博会場の風景を眺めました。大屋根(リング)も完成していて、万博開催がいよいよ迫ってきたね♪とみんなでワクワクしました。万博が開催されるのが楽しみです!
~全国事務局より~
今回で10回目となった大阪ATCこどもエコクラブ交流会。年1回しか開催できない全国フェスティバルの他に、地域のクラブが集まって元気に交流できる会がができないか...と思っていたところ、大阪府さん・大阪市さん・ATCさんが「やりましょう!」と手を挙げてくださって、今や地域交流会としてすっかり定着した会となりました。企画や準備、当日の運営なども全て地域のクラブを応援する皆さんが担ってくれ、大阪府以外の近畿圏クラブも参加を楽しみにされています。
「地域のクラブを地域の大人が支える」、こどもエコクラブの理想的な形ができあがっています◎
今回参加できなかったクラブの皆さん、ぜひ来年は参加して「地域だからこそ共感できる活動や課題」を見つけて欲しいと思います!主催の皆さま、ありがとうございました。