2024.09.30 掲載
2024 年9 月22 日 (日)に東京都足立区で開催された「あだち自然体験デー」に日本環境協会としてブース出展、葉っぱを切り口に脱炭素について考えてもらうプログラム「葉っぱカルタ」を行いました♪
舎人公園(足立区)で採取した葉っぱの実物で作ったカルタで、見て、触れて、楽しみながら学べるワークショップとなりました☆
当日の天気はあいにくの雨でスタート、雨がっぱと長靴のお子さんの姿もありました。でもすぐに雨は上がって曇り空に!「葉っぱカルタやりたーい!」と続々と参加してくれ、幼児~大人まで幅広い年齢の方にご参加いただきました♪カルタの途中でブースに来た場合も、次の回を楽しみにして待っててくれる子どもが続出!みんな、ありがとう◎
普通の文字カルタとはちがい、葉っぱの特徴(大きさや形、葉の数、ギザギザの有無など)を見比べるのは意外と難しく、子どもも大人も、集中して白熱しました★
虫取りやピクニックに行くと目にする樹木や葉っぱ。日ごろの生活では風景の一部として、特に意識することはないかもしれません。そんな葉っぱをカルタにしたことで、参加者からは「葉っぱカルタおもしろ~い!」と、楽しんでくれている声をたくさんいただきました。今回は同じ足立区にある舎人公園で採取した15種類。葉っぱの名前や特徴を説明をしていると「あそこの木がこの葉っぱなの?」と、身の回りの樹木に興味がわいたようでした。簡単に作れる葉っぱカルタなので、「自分でも作ってみたい!」と、わくわくする子どもたちの姿もありました。参加者の自宅周りにあるオリジナル葉っぱカルタが誕生するのでは?!と期待が高まります!遊びを通して、目指せ葉っぱ博士☆
カルタが取れると嬉しいですよね♪楽しみながら学べる!みなさんの笑顔がはじけていました☆
カルタを1番多く取れたお友達には、エコまるのキラキラシールをプレゼント☆とっても喜んでくれました♪
みんなで葉っぱカルタを楽しんだ後は、葉っぱの働きについて考え、CO2ダイエットアクション宣言をしてもらいました。カルタで葉っぱの名前を知った後に「葉っぱと木のすごいはたらき」を紙しばい形式でご紹介しました。「4つのすごいはたらき!」について大事なところをメモしながら聞いてくれる子どもたち。書く機会が減っているのか、取り組み始めとまどっている様子が見られましたが、後半に向けてかなり集中してくれました。樹木の太さからその樹木の吸収する二酸化炭素量を確認したところ、今回測定した樹木の吸収量はなんと1年で2000kg以上!どのくらいか想像できない!という子どもたちに向け、毎日のエコアクションで換算するとどのくらいになるのかについてもご紹介。樹木は想像を超える二酸化炭素を吸収してくれている事が分かり、みんなもおどろいていました。
1本の樹木が吸収する二酸化炭素量がわかったところで、木に負けないよう、自分たちが毎日の生活でできるCO2ダイエットアクションを考えてもらいました。足立区環境部環境政策課が推奨する省エネ5アクション(ワークブックP18より)を例として「今できているアクション」「これから挑戦したい!と思えるアクション」を選んでもらいました。話をずっと聞いているのではなく、実際の生活の行動に当てはめた時に「自分はどう行動するのだろう?」と考えると、みなさん真剣そのもの。子どもたちと一緒に大人の方も考えてくれました。アクション宣言をしてくれたみなさんには、エコにちなんだキャラクターシールをプレゼント♪こちらもたいへん喜んでいただきました☆
今回考えたアクション、ぜひ明日からチャレンジしてほしいと思います★
今回実施したプログラムは、自治体の推進する脱炭素の取組を取り入れながら展開することが可能です。
子どもたちはもちろん、一般の方にも実施可能なプログラムとなっていますので、関心のある自治体や企業団体の皆さん、ぜひお問い合わせください!
公益財団法人日本環境協会 教育事業部 電話:03-5829-6359