2024.08.01 掲載
2024年7月27日(土)、こどもエコクラブを応援・協力くださっているトヨタ自動車株式会社さんとの連携活動として、トヨタ自動車株式会社東京本社で「トヨタ環境こどもプログラム トンボ篇」が開催されました。
昨年に続いて2回目の開催となった今回も、こどもエコクラブのみんなで、トンボと環境問題について楽しく学んできました^^
「ハッチョウトンボ」の生態や、ハッチョウトンボを絶滅の危機に追い込んだ犯人について推理クイズ形式で学びました。
ハッチョウトンボの大きさやなわばりの広さなど、みんなで答えだと思う札をあげて回答します。みんな答えがそろっている時もあれば、バラバラな時も!正解が発表されると「え~!そうなんだ!!」とオドロキの声が出ていました★最初はみんな緊張気味でしたが、クイズと内容の面白さにどんどんこどもエコクラブらしさが出てきて、答えを選んだ理由もハキハキと話していました^^
ハッチョウトンボを絶滅の危機に追い込んだ犯人とその理由がわかると、みんな真面目な顔で考えているようす。一生懸命メモを取っている子もいました。
次は赤とんぼの中でも有名な「アキアカネ」について、3コママンガで学びます。
ユルくてかわいいトンボ兄さんが、アキアカネの生態や暑さ対策などについてマンガで教えてくれました。トンボ兄さんのユル~い喋りに笑顔になりつつ、オチに笑ったり、アキアカネを取り巻く環境についておどろいたり…参加したみんなはアキアカネの「あるポーズ」の意味が何か、もう分かりますね♪
3コママンガの後は、環境についてやトヨタ自動車の取り組みについて学びました。
環境問題についてはいつも活動しているこどもエコクラブだけに、わかっている子がたくさん★「トヨタの森」や「トヨタ白川郷自然學校」などトヨタ自動車の環境に対する取り組みは初めて知ることも多かったようで、真剣な眼差しで聞いていました。
愛知県豊田市の堤工場にある「びおとーぷ堤」を担当している社員の方が、「びおとーぷ堤」の環境や暮らしている生き物についてお話ししてくれました。
「びおとーぷ堤」には元々地域にいる生き物がすんでいて、従業員の方が採取してきたものもあるのだとか^^滝やため池、湿地部など様々な環境をつくっていて、ビオトープに住んでいる生き物はもちろん、周辺で生きる鳥なども含めてたくさんの種類の生き物が暮らしているそうです。豊田市の天然記念物であるウシモツゴなどの希少種も!「びおとーぷ堤」が生き物にとってとても大切な役割を持っていることが分かりますね。
「びおとーぷ堤」の生き物と環境を守るため、定期的な管理を行うことはもちろんですが、草刈りひとつとってもやり方を工夫して、生き物に悪影響を与えないようにしているということでした。お話しを聞いて、従業員のみなさんが「びおとーぷ堤」を大切に考え、守っていることが伝わってきました。
質問タイムではたくさんの手があがり、「「びおとーぷ堤」の生態ピラミッドの頂点は?」「蛍はいますか?」という「びおとーぷ堤」に関する質問から、「いつからトヨタで働いているんですか?」という先生への質問まで★大変盛り上がりました♪
教室に展示されていた「びおとーぷ堤」の生き物や植物の標本は大人気で、休憩の度にみんな興味津々で見ていたのですが、なんと標本プレゼントのじゃんけん大会が開催されて大賑わい!標本をゲットした子はとっても嬉しそうでした◎大切にしてね^^
最後にまとめとして、「今日を振り返ってみて、環境問題に対してどんなチャレンジができる?」という問いかけにはたくさんの回答が。「エコバッグを使う」「ごみをきちんと分別する」「ごみを減らすために、余計なものを買わない」など、大人も見習いたいチャレンジも出ていました!
トヨタ環境こどもプログラム トンボ篇が終わったあとは、隣にある小石川後楽園へ自由に散策へ。とっても暑い日だったので小石川後楽園で借りた和傘を差したりして、熱中症に気を付けながらじっくり生き物を観察していました。
色々な種類のトンボがとてもたくさん元気に飛び回っていて、「あのトンボはなんて種類かな?」と目を輝かせていました^^今日学んできたトンボについてすぐに観察できるのは、このイベントならではですね!
連日の猛暑の中でしたが、当日は39名の方がプログラムに参加してくれました★
推理クイズ、3コママンガ、「びおとーぷ堤」の紹介と、夏休みの自由研究にもできそうなオドロキいっぱいの内容でトンボと環境について学んだ参加者のみなさん。今日学んだことをお友達にも伝えて、みんなでトンボを観察してみてくださいね♪
楽しく学んでじっくり考えられるステキなプログラムをご準備くださったトヨタ自動車株式会社のみなさん、参加してくれたこどもエコクラブのみんな、ありがとうございました!