2024.07.22 掲載
5月から7月にかけて3回にわたり、各地でこどもエコクラブにご協力いただいている地域事務局の方々を対象とした「コーディネーター説明会(オンライン)」を開催しました。4月に新しく担当になられた方々に、なるべく早くこどもエコクラブについて理解を深めていただくために今年度もこの時期に実施しています。今年度は、昨年度を上回る40の自治体から50名ものコーディネーターさんが参加してくださいました!!
続いて、事業の目的やクラブの登録・活動状況、地域事務局に期待することや各地の支援事例などをご紹介し、それぞれの自治体の実情に合わせて柔軟に取り組めること、既存の施策と組み合わせることで相乗効果を発揮できることをご案内しました。また、第1回は大阪府高槻市、第2回は高知県、第3回は福井県鯖江市のコーディネーターさんから自治体におけるこどもエコクラブの展開・活用事例を、各回生の声としてご紹介いただきました!
参加者のみなさまからは「幼稚園・保育園へのアプローチの仕方について成功している自治体の話がききたい」「こどもエコクラブに登録するとこんないいことがある、というものが一目でわかるものがあると良い」「県内クラブの交流会を盛りあげるにはどうしたらいいか」などの声をいただき、過去に自治体で実施されている事例等をご紹介しました。
併せて、普段、なにげなく閲覧しているこどもエコクラブのウェブサイトについて、コーディネーターさんに向けたページのご紹介や、クラブのみなさんの活動レポートの紹介(拍手ができる仕組み!)、プログラム・コンテンツページのご紹介や、防災全国一斉活動、壁新聞道場、SDGsアクション「YES・NOチャート」などなど‥各ページをこまかくご案内させていただきました。
事後のアンケートの声として「数字やグラフを交えた具体的な説明により事業への理解が深まった」、「他の県や市町村の事例が聞けてよい機会になった」「市民に一番近い存在として、クラブとのコミュニケーションにより一層力を入れるべきだと感じた」、「様々なツールの具体的な活用方法について考えるきっかけになった」、「メンバーとサポーター、コーディネーターの連携があることで、活動が充実している。活動報告に対する助言を行うことでステップアップにもなり素晴らしいと思いました」などのご意見・ご感想をいただきました。
私たち全国事務局にとっても、メールや電話でのやりとりがほとんどのコーディネーターの方々と、画面越しとはいえ顔を合わせてお話しすることができ、とても有意義な時間になりました。地域での施策推進のきっかけとなれば幸いです。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました!!
こどもエコクラブのメンバーが地域で活発に活動していくためには、まさに地域の人と人をつなぐ、「コーディネート」するみなさんのご支援・ご協力が欠かせません。体験活動に加えて、多様な主体同士の「対話と協働」が今後のポイントとなります。こどもエコクラブの仕組みを活用し、「環境を大切にする心と行動力」(アクション)「未来を創る力」を育み、「地域の環境力」を高めることを目指しましょう。
そして、地域の子どもとつながって、SDGs持続可能な地域づくりの実現に向けて、全国事務局とともにがんばりましょう!いつでもお気軽にご連絡ください!
説明会の様子