逆川こどもエコクラブ共催の「第21回SDGsフォーラム2024」に参加しました
2024.01.31 掲載
2005年からずっと熱心に活動している
「逆川こどもエコクラブ(茨城県水戸市)」と茨城県内で環境保全を推進する企業団体等が共催する「第21回SDGsフォーラム2024」に参加してきました★
逆川こどもエコクラブをはじめ茨城県内外で熱心に活動している子どもや大人の活動発表に加え、他県のこどもエコクラブの発表もあり、来場した皆さんは子どもたちの環境の思いやパワーに刺激を受けていました。会場のあちこちで子どもたちが名刺交換するなど、メンバー同士の交流も深まる有意義な会でした!
今回で21回目を迎えるという「SDGsフォーラム」。水戸市で元気に活動する
逆川こどもエコクラブとクラブを応援する地域の企業団体との共催で継続的に実施されています。
逆川こどもエコクラブのユースの司会により、地球温暖化の原因とその影響についてクイズを交えた基調講演からスタートし、2月開催の
「脱炭素チャレンジカップ2024」に向けて前年度の同大会で受賞した茨城県の団体と今回ファイナリストに選出された団体の活動(作品)の紹介がありました。
次は他県から参加したクラブの発表タイム!2018年の世界湖沼会議で出会って以降、連携して様々な活動をしている愛知県の
劇団シンデレラと、昨年度全国フェスティバルで出会った沖縄県の
ECOHONU(エコホヌ)の2クラブが日頃の活動の発表をしてくれました。
劇団シンデレラはその名のとおり、SDGsや環境保全の大切さをミュージカル仕立ての劇で多くの人に広める活動をしています。今回は水戸に遊びに来て千波湖に来る渡り鳥と仲良くなった女の子がこの美しい自然や生き物を守るために何できるのかを考えるストーリーで、SDGsの達成には一人ひとりの力が必要、共にSDGsに取り組んでいきましょう!と歌やダンスで訴えてくれました。
ECOHONU(エコホヌ)は地域の海岸のごみ拾いを定期的に行うことで、プラスチックごみの多さや天候や曜日によるごみの量の違いに気づきました。これらのごみを減らすために地域の人にもやってもらいたい!と、まずは現状を知ってもらうためにみんなが知っているジンベイザメの大きさに例えてごみの量を周知したことや、クリーン活動を企画してオリジナルのチラシを周りのご家庭にボスティングして広め、地域の方々と共に実施したことなどを発表してくれました。
各クラブの子どもたちの堂々とした発表に、会場の皆さんは目をみはっていましたよ◎
次のプログラムは水戸市で活動する子どもたちからの発表です。
まずは
逆川こどもエコクラブの2023年度の活動発表と、エコ活コンクールに応募した壁新聞の発表です。磯の生き物観察やビオトープづくり、ホタルの保全やサッカースタジアムでのエコ工作教室にイベント出展など、季節や催しに合わせて多種多様な活動をしています。こんなにいろいろな活動ができるクラブは全国でもそうそうありません。改めて
逆川こどもエコクラブのパワーを実感しました。
また壁新聞の発表では、調べたこと・わかったことだけでなく、やってみたこと・感じたこと、どうしたらいいか考えたこと・それを踏まえてこれからやってみたいこと・みんなに提案したいことなど、一歩進んだ発言が次々とあり、さすが・こどもエコクラブ!ととても頼もしく、誇らしく感じました。
最後はボーイスカウト水戸第1団カブ隊から、防災キャンプについて発表がありました。ここ最近、地震や大雨による水害など災害が頻発しています。火おこしをはじめ、水を極力使わない・ごみを出さない料理等にチャレンジして、日頃の防災の備えの大切さを実感したとのこと。来場者みんなの気持ちも引き締まりました。
来賓挨拶や基調講演など大人の出番もあったものの、ユースの司会に子どもたちの発表が満載で、まさに子どもたちが主役のフォーラムとなっており、これからを担う次世代の子どもたちのパワーやパッションに圧倒される会でした。またそんな子どもたちを支えるクラブのサポーターの温かい気持ちや地域の企業団体の支援体制にも心を動かされました。茨城県の環境保全の力はますます伸びてくるに違いありません。これからの活動も期待しています!