お知らせ

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「環境省 こどもエコクラブステークホルダーミーティング2022」を開催しました

2023.01.26 掲載

こどもエコクラブでは、全国の子どもたちが継続的に地域に根ざした環境学習・環境保全活動を行っています。その継続した活動に対して、多くの企業・団体の皆さまにご賛同をいただき、協賛・協働など様々な形でサポートをいただいています。

2023年1月18日(水)、それらの企業・団体、文部科学省、環境省、またこどもエコクラブ事業に対してご助言をいただいている有識者等が集まり情報や意見交換等を行う「環境省 こどもエコクラブステークホルダーミーティング2022」を開催いたしました。

昨年度より、一つのテーマを基に有識者によるご講演や国の取組み紹介、企業団体やクラブの事例発表の後、参加者同士でグループセッションをしていただくプログラム構成にして、オンラインで実施しています。
今回は「プラスチック問題」をテーマとしたところ、21の企業・団体からの36名に加え、環境省、こどもエコクラブ事業に助言をいただいているアドバイザリーボード委員や日頃から地域で熱心に活動している各地のクラブサポーターなど総勢67名がご参加くださり、これまでで最も多い参加人数となりました。

本ミーティング開催にあたり環境省総合環境政策統括官の上田様より寄せられたビデオメッセージからスタートし、最新のトピックスとして、国立環境研究所 社会システム領域 システムイノベーション研究室長の藤井実氏より、プラスチックのカーボンニュートラルな生産・利用・廃棄のライフサイクルについてご講演いただきました。
プラスチックというと一般的に分別・リサイクルのイメージがありますが、今回はリサイクルできない雑プラスチックを含め、どのようにカーボンニュートラルを構築していくか、素材自体を再生可能エネルギーやCO2を利用して製造する時代になっていくなど、とても興味深いお話を伺うことができました。

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また、環境省からは同省における海洋プラスチックごみ対策の取組みを、企業団体としてジャパンビバレッジエコロジー様より、ペットボトルの水平リサイクルに対する取組みについて、ご紹介いただきました。

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05_ecohonu.jpgクラブの活動発表では、沖縄県の「エコホヌ」が参加してくれ、海岸で拾ったごみを分別・集計してデータにしている様子をメンバーが発表してくれました。ゴミのほとんどがプラスチックで、3年間で拾ったゴミの総量は45Lのゴミ袋133袋分、大人のジンベイザメ3頭分にもなるとのこと。子どもたちの熱心な活動の様子に日頃あまりクラブと接する機会がない行政・企業団体の方々も心を動かされていらっしゃいました。

最後に、参加者5~6名でグループセッションでそれぞれのプラスチック問題に関する取組みやこどもエコクラブとの関わり・今後の要望などについて意見や情報を交換し合いました。

今後も本ミーティングを継続実施し、行政および企業・団体などこどもエコクラブに関わるステークホルダーの皆さまと連携・協働しながら、子どもたちの「環境を大切にする心と行動力」「未来を創る力」を育むとともに、「地域の環境力」の向上とSDGsの達成につながるような事業展開をしてまいります。

 

 

 

 

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