2022.08.10 掲載
札幌市主催の一大環境イベント「環境広場さっぽろ」。コロナ禍でしばらくオンラインでの実施が続いていましたが、今回は3年ぶりにリアル開催となりました。もちろん場所は札幌ドーム!
こどもエコクラブ全国事務局もこの一大イベントにブースを出展♪でもせっかくなら地域のクラブに出展していただけないかと思っていたところ、「札西定時共生エコクラブ」さんが手を挙げてくれました。ありがとうございます!ブースの企画やプログラム内容の検討、当日の対応はクラブにお任せし、全国事務局はサポートに回って一緒に準備してきました。初のクラブと全国事務局の連携出展です★
ブースの内容はペットボトルを使ったおもちゃ作りのワークショップに決定。材料となるペットボトルはクラブが校内に呼びかけて2ヶ月かけて集めてくれました。たくさんの方に体験してもらえますね!
また、大量に使用・廃棄されるプラスチックの環境問題について子どもたちにわかりやすく、そして正しく説明できるようにプラスチックの性質・成り立ち・再利用について事前に学び、陸上や海洋のプラスチックが生物に与える影響について描かれた絵本を読み込みました。説明で利用する展示ポスター資料も作成するなど、準備万端で当日に臨んでくれました。さすが高校生・頼もしい!
当日の様子をご紹介します◎
当日は晴天で外はかなり暑くなりましたが、会場内は快適に過ごせるということもあり、どのブースもたくさんの来場者でにぎわっていました。ブースには作業テーブルを3つ用意しましたが、2日間ともどのテーブルも満員御礼。たくさんの子どもたちにおもちゃ作りに参加してもらうことができました。
なんと、参加してくれた子どもたちは合計88名にも!一緒に来てくれた保護者の方にもプラスチック問題やSDGsの12「つくる責任つかう責任」について考えていただく機会になりました。
人に教えることが初めてなので最初はとても緊張しましたが、子どもたちが一生懸命話を聞いて根気強く工作をしてくれたので、徐々に手際よく対応ができるようなりました。出来上がったおもちゃで楽しそうに遊んでいる参加者や、私たちに「ありがとう」とお礼を言って手を振りながら帰って行く子どもたちを見て、教えるのは難しくとても疲れたけれど、活動に関わることで知識が深まり、良い経験になりました。
新型コロナの感染拡大の中での開催で、感染予防対策も含めて気を遣いながらの運営になりましたが、ブースを訪れて楽しくおもちゃ作りをしている子どもたちと、教え方を工夫しながら真剣に取り組んでいるメンバーの姿を見ることができてうれしかったです。貴重な体験の場を与えていただきありがとうございました。
今回の出展にあたって、「札西定時共生エコクラブ」のメンバーとサポーターには準備から当日対応、終了の片付けまで本当にお世話になりました。いろいろ大変だったと思いますが、やってよかった!と言っていただけて全国事務局としてもとてもうれしいです。
きっと参加した子どもたちも「お兄さん・お姉さんたちから教えてもらってうれしい!」と感じているに違いありませんし、保護者やその他の来場者には、地元でエコ活動を頑張っているクラブがあることを知っていただく機会にもなったと思います。ステキな出展、ありがとうございました!
今後も、地域の中で頑張って活動しているクラブと連携して地域イベントに出展していきたいと思っています。次に声がかかるのはあなたのクラブかも?!
全国事務局と一緒に、クラブの活動、そして地域の活動を盛りあげていきましょう^^