お知らせ

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~プロントコーポレーション&こどもエコクラブ~ 大阪の森 緑の活動~ 間伐活動を行いました!

2022.08.09 掲載

2022年7月24日(日)、こどもエコクラブを支援いただいているプロントコーポレーションさんのご協力のもと、大阪府河内長野市の岩瀬地区の森林で緑の活動を行いました。夏の快晴の中、森林の中でノコギリを使って、間伐活動にチャレンジします。今回は木の木目を生かしたスタンプ作りも体験してきました♪

河内長野市は近畿地方に大きな被害をもたらした「平成30年台風第21号」により被災し、地域の森林では多くの木が倒れました。今回の活動は被災した森の復興にもつながる取り組みです。
今回は感染対策のため少人数での活動となりましたが、大阪府のこどもエコクラブ「せいわエコクラブ」が、少人数を感じさせないほど元気いっぱいで間伐活動に参加してくれました。

コロナウイルス感染拡大の不安もありましたが、当日はセミも大合唱する快晴◎参加者の皆さんは大阪天王寺からバスに乗り込み、河内長野市の岩瀬地区へと向かいます。間伐を指導してくださる「大阪府森林組合」の方々と合流し、いざ活動場所へ。 森の中へ15分程歩いていくのですが、メンバーたちは早速生き物を見つけては観察会!生き物や植物について、大阪府森林組合の方に色々と教えていただきながら活動場所へ到着しました。

まずは大阪府森林組合の方に、間伐について教えてもらいます。
「間伐はどうしてするのだと思いますか?」の問いに、真剣に考えるメンバーたち。間伐を行うことで木と木の間に隙間ができて、木がのびのびと枝を増やして、葉っぱも増える。そうすると木が大きく成長できるので、綺麗な大きな木材になり、その価値もあがるということを教わりました。間伐は林業に携わる人にも大切な作業なのだそうです。辺りを見渡すと、去年間伐をした場所と、 していない場所の差がはっきりわかりました!間伐をした場所は、地面に光が届くから草が生え、土砂崩れを防ぐ効果もあるとのこと。間伐には色々な効果があることを目で見て感じることができました。
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さて、お待ちかねの間伐活動!やり方や注意事項を聞いたあと、順番に間伐開始。斜面に生えている木に合わせて、自分の体制を整えながらノコギリをまっすぐに動かすのがコツ!メンバーたちはアドバイスをもらいながら、上手に木にノコギリを入れていきます。ある程度ノコギリを入れたところで、次はみんなの力を合わせて、ロープで木を引っ張って倒します。最後に木を完全に切断して、間伐完了。切った木に興味津々のメンバーたちは早速木の周りに集まり、木の皮のむき方を教えてもらっていました。皮のを少しはいで持ち上げていくと…スルン!バナナみたいに木の皮がむけて、ツルツルに。きれいに皮がむけるのが面白くてメンバーは何度も挑戦していました。
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間伐のあとは森の中に寝転んで、森の音を聞きながらリラックス♪蒸し暑い日でしたが、森の中は木陰もあって少し涼しく、みんな気持ちよさそうに過ごしていました。気持ちよい風を感じながら、そのまま森の中でおいしいお弁当タイム!お腹いっぱいになったメンバーたちは、再び間伐した木に集まって、今度は輪切り体験。今回間伐したのはヒノキの木だったので、何ともいえない良い香りがします。おがくずをビンに詰めて持って帰りたい!なんて声も^^
帰りのバスへの道中も、もちろん生き物探し再び。しっぽの綺麗なトカゲとの出合いやコバンソウなど、またたくさんのお話を聞きながら歩いていました。
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午後は木根館へ移動して、森林や林業に関わる森のお話と「うづくりスタンプ」製作です。木根館は地域の森林資源の保護・育成や林業再生を目指し、木工クラフト体験や森林自然をテーマにしたイベントなど、学習や交流のできる施設です。中に入るとたくさんの木工作品と木の香りが出迎えてくれました!
まずは写真やクイズを交えた森のお話を聞きます。メンバーたちは間伐活動の疲れも何のその、知っていることにも知らなかったことにもしっかりとリアクション!大阪府森林組合の方も子どもたちの声をたくさん拾い上げて、優しく教えてくださいました。

そして、「うづくりスタンプ」製作へ。木を金属のタワシで削っていくと…木目がくっきり!かたい部分の木目はゆっくり成長する冬の年輪、やわらかい部分は水分をたっぷり吸った夏の年輪なのだそうです。やわらかい夏の年輪が削れることで、冬の年輪が残って木目のスタンプが完成。みんな一生懸命削った自分のスタンプで、エコバッグや手ぬぐいに模様を作っていきます。「今日の参加者全員のスタンプを押すんだ!」とぐるりと回ってスタンプを集める人や、木目をつなぎ合わせて模様を作る人、スタンプでラインを作る人…それぞれの感性でワイワイしながら思い思いの作品が完成しました◎
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220724j.jpgバスで天王寺へ戻り、今回の間伐活動は終了。メンバーやサポーターたちからは「楽しかった!」の声をいただきました。真剣にお話しを聞いていたから、新しく学んだこともたくさんありました。今度は家族で来たいね、なんて声もあったので、ぜひたくさんの人に広めてほしいなぁと思います。
コロナ禍での少人数の開催ではありましたが、満足そうなメンバーたちの笑顔にほっとしました。これからも楽しく安全に、保全活動を続けていきたいですね。

今回の活動にご支援をいただいたプロントコーポレーションさん、間伐などのご指導、ご協力をいただいた大阪府森林組合の皆さん、参加してくれたせいわエコクラブさん、どうもありがとうございました!
 

 

 

 

 

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