2022.03.23 掲載
2021年度全国エコ活コンクールの表彰式で、環境副大臣から「環境大臣賞」受賞クラブと、全国で活動するクラブのみんなにメッセージをいただきました★ ここでご紹介します!
こどもエコクラブの皆さん、こんにちは。
環境副大臣の大岡敏孝です。
エコクラブの皆さんがコロナに負けず、明るく元気に環境保全活動をしてくれて、嬉しく思います。
この度は、全国エコ活コンクールで「環境大臣賞」を受賞した熊本県益城町の「広西地球環境クラブ(広安西小学校環境委員会)」の皆さん、おめでとうございます。
「広西地球環境クラブ」の皆さんは、地域独自の自然の豊かさに気づいた視点が素晴らしいですね。また、観察を続けるだけでなく、湧き水の成り立ちや湧き水を取り巻く自然、さらには湧き水を利用した仕事や暮らしにも思いを馳せるなど、想像力も素晴らしかったです。これからも地域の自然を大切にしていってもらいたいと思います。
さて、「広西地球環境クラブ」の皆さんが活動している益城町は2016年に震度7の大きな地震に見舞われました。亡くなられた方々とその御遺族に対し、深く哀悼の意を表しますとともに、すべての被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
災害は恐ろしい被害をもたらしますが、今、私たちは気候危機に直面しています。人間の活動が原因で、気候変動が進み、豪雨や台風による災害、猛暑日が増えていくと言われています。気候危機を避けるために、使わないときは電気のスイッチを切るなどの省エネ行動や買い物に行くときにエコバッグを持っていくなど、みんなが一つずつ行動をすることが必要です。こどもエコクラブで活動する皆さんが、身の回りの環境問題から学び、環境保全の気持ちを大切にして、率先して取組を進めてくれていることは、とても頼もしいです。
これからも、皆さんが大人を引っ張っていく気持ちで活動を続けていってもらいたいと思います。皆さんの一歩が、社会全体の一歩、そして地球の未来の一歩に繋がります。これからの皆さんの活躍に期待しています。
最後に、主催の日本環境協会の皆様、日頃より、こどもエコクラブの活動を支援くださっている企業・団体の皆様、自治体担当者の皆様、学校や児童館など地域の皆様、子どもと一緒に学んだ保護者の皆様、関係各位に厚く御礼申し上げます。
環境副大臣