2021.11.16 掲載
2020年度 こどもエコクラブ「全国エコ活コンクール」で環境大臣賞・文部科学大臣賞・消費者庁長官賞を受賞したクラブの活動の様子を密着取材!この度、特別映像が完成しました!
環境大臣賞 長崎県 佐世保市「だいやエコクラブ」 |
こどもサスティナブル新聞2020 |
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九十九島の景観が美しい長崎県佐世保市で、明るく楽しく元気に活動するクラブです。 SDGsを達成するためのヒントは身近な生活にたくさん隠れている、だからこそ幅広い世代の方に環境保全や地球温暖化防止の大切さを伝えたい、取り組んでもらいたいと、一人ひとりができる活動を様々な形で周りの人に発信しています。 主な内容としては、メンバーが「社員」となって「こどもツーリズム・エコ式会社」の設立です。同級生や地域の方などに声をかけて「エコ主」を募集してSDGsツアーや環境学習会などを企画、「エコ主」の皆さんと楽しく活動をしています。次に、雑草だらけだった花壇にきれいな花を咲かせて町の皆さんの笑顔と街の美化にも取り組んでいます。 仲間が集まると企画やアイデアが次々に生まれ、まずはやってみよう!と即実行に移している「だいやこどもエコクラブ」。環境に配慮した農業にもチャレンジするなど、メンバーの環境への思いと意欲は尽きることがありません。 |
文部科学大臣賞 長野県 松本市「いきものみっけファームin松本推進協議会」 |
オオタカの生態新聞 |
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北アルプスが見える自然豊かな松本盆地を拠点に、幼児から中学生まで幅広い年代が集まって、田んぼの世話や収穫物の販売をはじめとする農業体験や生き物観察に、みんなで楽しく取り組んでいます。 今回、日頃の活動を通して生き物観察の基礎的な知識が身についたメンバーが、オオタカの巣作りからヒナが誕生して巣立つまでの子育ての記録、観察について壁新聞にまとめました。 子育ての邪魔をしないよう、近づきすぎない、見過ぎない、親鳥に気づかれたら帰ることを徹底しながら、エサやりの様子や狩りの特訓などを観察。無事にヒナが巣立つまで見守ることができました。 オオタカの観察を通して、生き物にとって暮らしやすい環境について考えるきっかけにもなり、メンバーたちはこれからも多様な生き物が未来に残るよう、継続的に自然環境を守る必要があることを実感しています。 |
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消費者庁長官賞 新潟県 魚沼市「三ツ星エコクラブ」 |
三ツ星エコラボ(研究室)新聞 |
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雄大な山々に澄み渡った川や空気という自然豊かな新潟県魚沼市で、身近にあるモノを通して地球にやさしい取り組みをしているクラブです。 プラスチックごみについて考えようと、何種類かのストローを集めて、飲むとき、かんだ時の感触、時間が経ったときの変化などを調査して、メンバーそれぞれのお気に入りのマイストローを決めました。マイストローを持つことを当たり前にするために、出がけで使ったストローの片づけの工夫や、マイストローを広める活動も考えています。 また、自治体と連携してグリーンコンシューマーに関する講座を開催。クイズや工作を取り入れながら自分たちの取り組んでいる活動を紹介しています。身近なところで使用するモノこそ、環境のことを考えて選ぶべきではないか。一人ひとりがモノの選び方を工夫することで地球を守れるのではないかという思いをこれからも広く発信していきます。 |
次代を担う環境リーダーが育つ~こどもエコクラブ紹介動画~ [受賞クラブ紹介ダイジェスト版]
子どもたちが地域の中で自主的に環境活動・学習を行う「こどもエコクラブ」。
SDGsの達成に貢献するアクションも全国各地で行っている他、日頃の活動を通じ、子どもたちは自ら考え、学び、仲間と対話し、行動する力を身につけ、持続可能な社会づくりを担う人材に育っています。
次世代の環境リーダーを育む「こどもエコクラブ」に、皆さんぜひご参加・ご支援ください!私たちと一緒に持続可能な社会を作っていきましょう★