2019.08.28 掲載
◆プログラミングとエネルギーについての講義からスタート!
2020年度から小学校の授業にも入ってくる「プログラミング」。聞いたことあるけど、どういうことなのかな?
何時に起きて、何時に朝ご飯を食べて・・・など、毎日の自分のスケジュールを時間の順番に並べながら、系統立てて考えることや、予定通りに行かなかった時にどうするかなどを考えることが、プログラミングの考え方だということを教わりました。
次に、電気を作るのには「タービンを回す力」がいること、タービンを回す方法の違いで火力・水力・風力・原子力などの発電があることを学びました。手回し発電機で電気を起こしてロボットを動かして「電気を作る」体験にもチャレンジ。
さらに、たくさんの荷物を運ぶとき、自分が持てる量を越えてしまうと一気に落としてしまうのと同じように、ある一定の量を超える電気を使うと一斉に停電が起きるというお話を聞きました。一斉停電が起きないようにするには、一度に大量の電気を使わないですむよう、みんなの省エネの取り組みが大切だということがわかりました。
◆ビルのエコポイント見学
さて次は、ビルのエコポイント見学です!ビル全体のエコの取り組みの内容をパネルで確認した後、いざ出発!さっそく、人が乗っていない時はスピードを落としてゆっくりと動くエスカレーターで、エコを実感★
普段はなかなか入ることができないゴミ置き場や防災センターにもおじゃましました。なんとゴミの分別の数は14種類!!自宅では数種類しか分けてないよー!とみんなビックリです。
また、防災センターにはビル全体のエネルギー使用量を示して管理している機械もありました。安全だけでなくエネルギーも守ってくれているんですね。
ビルの玄関前のミストにはみんな大はしゃぎ!外の温度が28度より高くなるとミストを出して、歩いている人が涼しく感じられるようにしているのだそう。
ビルの3階には「京橋の丘」と名付けられた植栽エリアもありました。たくさんの植物を植えてビルの温度を下げたり、大きなひさしがあったりと、屋外にもエコの工夫がたくさん!ハチやクモもいて、植物があると生き物がやってくることもわかりました。
◆壁新聞にまとめよう!
最後は、今日わかったこと・発見したことをみんなで壁新聞にまとめるプログラムです。
お昼休みや楽しい自己紹介ゲームで仲良くなった子どもたちは、元気いっぱいに壁新聞作りをスタートしました。
まずは、今日一番すごいなと思ったこと・ビックリしたことを一人3つずつ書き出します。次に、すごい!と思った理由を書いて、それをヒントに「自分たちが家や学校でできるエコアクション」はなにかを考えました。
全員が書きあがったら、それぞれの内容を読みあって、同じようなこと・関連があることでグルーピングして協力しながら模造紙に貼っていきます。あっという間に、みんなの思いやエコアクションがいっぱい詰まった壁新聞が完成しました★
最後に壁新聞のタイトル決めです。一連の作業を通して思ったことを自由に言える雰囲気になっている子どもたちから、次々とタイトル案が出てきて大盛り上がり!多数決に多数決を重ねて、ようやくタイトル決定となりました。
今回の参加者は小学校の低学年・中学年で、プログラムの内容を考えると少し難しいかなと心配していましたが、なんのなんの、子どもたちからの発見やエコアクションでいっぱいの壁新聞が完成しました。 これは私が書いたよ!ぼくが思いついたよ!と保護者の方に笑顔で説明する子どもたち^^ この壁新聞は、中央区立環境情報センターにしばらく掲示されます。「東京スクエアガーデン」のエコな取り組みの内容はもちろん、身近にできるエコアクションが満載の壁新聞になっています。お近くにお寄りの方はぜひご覧ください!! |