2018.12.12 掲載
千葉県では毎年、県内のこどもエコクラブが集まる交流会「こども環境会議ちば」を開催しています。
今年の会場は、千葉県の環境にかかわる展示がたくさんある千葉県立中央博物館。今回の交流会は博物館の見学というお楽しみプログラムがあるので、みんな朝からワクワクです♪
今日の講師、林先生からの挨拶のあと、さっそく活動発表スタートです。日頃の活動を手作りの壁新聞やスライドなどを使って発表してくれました。
牛乳パックの紙すき活動をメインにしながら様々なイベントに参加したクラブ、自分の住んでいる地域とおじいちゃん・おばあちゃんのいる地域で自然観察をしたクラブ、野菜くずで堆肥を作って野菜作りをしているクラブ、家族でお米作りにチャレンジしたクラブ、ホタル観察を続けているクラブなど、それぞれいろんな活動をしていることがわかっただけでなく、メンバーが楽しく活動をしていることもよく伝わってきました。
他クラブの発表を聞いて、「いいね!」、「しつもん」、「こうしたらいいのでは」の3つの項目別に子どもたちは気づいたことを書き合い、それらのシートをスタッフの方がクラブごとにとりまとめて展示してくれました。
がんばって発表して安心したらおなかペコペコ!おいしいお弁当の後は、千葉県の環境の展示が盛りだくさんの千葉県立中央博物館の見学です。今日だけでは見回り切れないほどの広さと充実した展示に、みんなびっくり!話題の「チバニアン」※に関する展示のほか、房総丘陵で見つかったトドやクジラの化石、昆虫や植物なども展示されていました。中でも、約2800種もの昆虫の採集品の中でもよりすぐりの昆虫が畳5枚分の大きさで展示されていた様子は壮観!子どもたちはみんな興味津々で展示を見学していました。
※千葉県市原市の養老川沿いで、約77万年前に地球の磁場(N極・S極)が最後に逆転したことを証明する地層(地球磁場逆転期の地層)が見つかりました。その時代の名前を千葉セクション(チバニアン)とすることが審査されており、注目を集めています。
午前中の発表や他のクラブからもらった「いいね!」シートなどをもとに、メンバー個人でこれからやってみたい活動について考えて、全員で発表しあいました。これまでの活動を深めたい!と宣言したメンバーもいれば、他のクラブがやっていた活動が楽しそうだったのでやってみたい♪と、今回の交流会で好奇心がうまれたメンバーも。また、「好き嫌いをせず、食べ残しや食品ロスをなくす」と身近にできることを発表してくれたメンバーもたくさんいました。
みんなで交流し、これからの活動の宣言をしあって、これからも頑張ろう!という思いが高まった千葉県のクラブのみんな。今後の千葉県のクラブの活躍から、目が離せませんね!