お知らせ

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明日を担う次世代リーダー大集合!全国ユース環境活動発表大会

2018.02.09 掲載

youth01.JPG環境活動をしているユース世代のネットワーク構築を促し、そこでお互いに刺激を受け合ったり情報を共有したりすることで、ユースの更なる可能性を引き出し、持続可能な社会の担い手を育む大きな流れを作ることを目的とする「全国ユース環境ネットワーク」(環境省等の主催)。

先日、そんなユースの中でも全国の高校生を対象とする「全国ユース環境活動発表大会」が行われました。今年度でなんと3回目!全国事務局も参加して、頑張って活動している高校生の発表を聞いてきました♪

地域の農業地での獣害対策や水辺の水質改善、自然や生物多様性の保全など、どの学校の活動も、地域の課題解決に貢献していたり、地域の産業振興に役立っていたりなど、素晴らしい活動ばかり!プレゼンも堂々としていて、審査員をはじめ傍聴していた皆さんもさすが高校生★と感心しきりでした。

jump-h.pngそんな中、こどもエコクラブOB・OGのいる岩手県立遠野緑峰高等学校【草花研究班】が環境大臣賞を受賞!!また、現在こどもエコクラブとして元気に活動している和歌山県立田辺高等学校【生物部】が国連大学サステイナビリティ高等研究所所長賞を受賞!! 2校とも、おめでとうございます★☆
こどもエコクラブを通じて活動してきて感じたこと・身についた環境への思いが、今の活動に少しでも役立っているようでうれしいです!

●岩手県立遠野緑峰高等学校【草花研究班】の発表と表彰の様子
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<発表内容>
地域名産のホップの蔓を使って和紙作成を行っており、繊維を白くする漂白剤などの化学薬品を使った環境に負荷をかけない和紙作りが課題であったが、乾燥蔓ではなく生の蔓を使うことで克服。和紙原料である蔓から靭皮(じんぴ)をはぐ歩留まりも向上、作業効率と生産性の向上につなげた。また、工程の検証を繰り返すことで無漂白繊維での和紙作り工程を確立させた。地域の和紙作りを伝承している団体と連携して和紙作りを推進し定期的なイベントを実施している。また、ふるさと納税の返礼品としてホップ和紙をつかったランプシェードも開発、非常に好評を得ている。地域の小学校等の卒業証書にも平成27年度より採用されている。

●和歌山県立田辺高等学校【生物部】の発表と表彰の様子
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<発表内容>
吉野熊野国立公園に含まれている鳥の巣半島で、生物保全の活動として外来種であるアフリカツメガエルの駆除を主に行っている。ため池の水を抜くだけでは泥の中で生きているので、網を水に沈めて窒息させて駆除する方法を実施。メディア等でも取り上げられ、外来種や地域の在来種保護の大切さについて広くアピールすることができた。

○全国事務局より
今世界で注目されている国連の持続可能な開発目標(SDGs)にてらして、地域の課題や環境問題をビジネスの手法を入れながら解決する活動の様子が数多く発表されました。高校生でこんなことまでできるのか!とビックリするとともに、こんな頼もしい若者たちがいればこれからの日本は大丈夫!とうれしくも感じました。
ecomaruegao透過.pngこどもエコクラブを通してエコ活動を体験した子どもたちは、これまでに延べ230万人!こどもエコクラブの活動が、環境を大切に思う価値観(エコマインド)として少しでも子どもたちの心に残っていれば、全国事務局としてこんなにうれしいことはありません。
こどもエコクラブのステキなOB・OGとして、また次代の環境保全を担うリーダーとして、これからも皆さんの活動に期待しています★

こどもエコクラブのOB・OGで、今も何らかのエコ活動をしている方は、ぜひこどもエコクラブの「All Japan Youth Eco-club」に登録して、みんなで情報共有しませんか!たくさんのステキな先輩方の登録をお待ちしています!
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