2017.11.21 掲載
高尾駅からバスで移動し、バス停から15分ほど森まで歩きます。
この日は快晴で途中の集落は稲刈りの済んだ田んぼ、里芋、大根、ほうれん草などの畑が、まわりの雑木林は紅葉が始まっています。その一番奥が「佐川急便高尾100年の森」で、スギとヒノキが植林された中にコナラやクリ、クルミなどの広葉樹があります。
プログラムでは、まず印刷用の色見本チップを使っての自然の色さがしゲーム。3人一組で一番近い色を見つけるかを競います。木の葉のここのところ、実のこの色、切り株のここ、など探し当てた色をプレゼンテーション。最優秀賞を競いました。
続いてネイチャークラフトですが、用意した素材は、間伐材のスライス板、ホットボンド、顔料マーカー、ヒートンにひも、ごむひも、マグネット。各自が森で見つけた素材を活かして、アート作品をつくります。
どんぐりに穴をあけヒートンを打って髪飾りに。どんぐりに着色してマグネットを装着。間伐材板の上に木の実とマーカーで造形、つるを編んでリースにしそこに木の実をつけるなど、子どもも大人もユースのみなさんも作品作りに熱中し、最後にみんなで展覧会となりました。
日頃、手入れをしてきた里山も、よくよく見ていくときれいな自然の素材の宝庫です。秋は色づき、木の実も拾え、各自でつくった作品は家に持ち帰り、しばし里山の一部を家で飾る楽しみにしてもらいます。
この事業は地球環境基金の助成を受けて、(公社)環境生活文化機構と佐川急便株式会社との共催で開催しました。