2017.08.31 掲載
東京都中央区にはオフィスビルがたくさん!なかでも、中央区のこどもエコクラブ地域事務局(中央区環境情報センター)があるビル「東京スクエアガーデン」には、エコ技術がたくさんつまっているそうです。そこで、中央区の子どもたち向けのエコイベント「エコビル探検隊」が平成29年8月25日(金)に開催されました。
「エコビル探検隊」に参加した子どもたちが、わかったこと・発見したことを壁新聞にまとめると聞いて、全国事務局もお手伝いしてきましたよ♪
まずは省エネについて考える講義からスタート!
手回し発電機で電気を作る体験にチャレンジ。5分間ずっと手回し発電機で電気を流し続けて、電気を作るのには「タービンを回す力」がいること、タービンを回す方法の違いで火力・水力・風力・原子力などの発電があることを学びました。
また、大停電が起こる理由を「一人で運べる椅子の個数」で考えました。運べる量を越えてしまうと一気に崩れてしまうことを実感して、電気も同じ理由で一気に停電が起こること、それを防ぐためには一度に大量の電気を使わないようにすることが大事ということがわかりました。
次は、ビルのエコ技術の見学です!
今回の会場である「東京スクエアガーデン」で使われているエコの知恵「エコチエ」を学んだり、様々な企業が行っているエコ技術を紹介・展示している「エコテクカン」を見学したりして、環境を守る最新の技術を肌で感じます★
人がいなくなるとスイッチが切れる照明や、ペットボトルをリサイクルして作られたカーペットを見たり、机の上と下で温度が違うオフィスを体感したり、最新のエコ技術にみんな興味津々!電気を使わないビルの換気システムなど、さまざまな省エネ方法があることがわかりました。南極の氷も見ることができましたよ★
また、このまま地球温暖化が進むとこの先どのくらい気温が上がるのか、30度以上になる日数がどのくらいになるのかについても説明を受け、省エネの必要性を感じました。
最後は、講義や見学で学んだこと・発見したことをみんなで壁新聞にまとめるプログラムです。自己紹介ゲームで盛り上がって、一気にコミュニケーションが高まったところで壁新聞作りスタート!
まずは、今日一番すごいなと思ったこと・ビックリしたことを一人3つずつ書きだして、グループの仲間でまとめていきます。次に、その内容をもとに「自分たちができるエコアクション」はなにかを考えて、最後に「もっとエコになる・カンタンになるアイデア」を出し合います。
最初はそれぞれ個人で書きだすところから始まりますが、まとめあったり、発展したアイデアを出すのはグループみんなの力!グループの中の高学年の子どもがリーダーとなって、小さいメンバーの意見もしっかり聞きながらまとめてくれましたよ★
また、「賞味期限が切れそうな食品が入っている時は、『もうすぐ切れるよ!』という声が聞こえる袋」など、お家にの人が大喜びしそうな未来のエコアイデアもたくさん出てきました。
みんなの頑張りで、立派な壁新聞が完成!どの新聞も、それぞれのグループの個性が出たステキなものになりました。子どもたちは、ちょっとうれしそうな誇らしそうな顔で自分たちで作り上げた壁新聞を見つめていました♪
これらの壁新聞は、中央区環境情報センターにしばらく掲示されます。ビルのエコチエや今企業が行っている最新のエコ技術がわかるだけでなく、子どもならではの楽しい発想がいっぱいのエコアイデアもご紹介していますので、お近くにお寄りの方はぜひご覧ください!!