2016.11.29 掲載
日本郵便株式会社(当時:郵便事業株式会社)で2008年に実施した「植樹『未来への約束』」。
こどもエコクラブもその活動に参加・協働して、千葉県君津市のJ Pの森(久留里どんぐりの森)で約250本の苗の植樹を行いました。またその際、『未来への約束』として8年後の自分にあてた手紙を書いて、タイムカプセルに入れて埋めて8年後の再会を誓いあいました。
そして8年が経った2016年11月19日(土)、当時の仲間が再会!!
自分たちが植えた苗がどんなふうに育っているのかを確認し、タイムカプセルの手紙をあけるイベントが開催されました。
当時小学生だったクラブのメンバーは高校生・大学生となり、すっかり頼もしくなっていましたよ♪
また、8年の間に引っ越しなどで同じクラブでもなかなか会えなかったようで、集合した時には「久しぶり!元気だった??」との歓声があがりました。
イベント当日は残念ながら雨の朝になりましたが、みんなの元気で現地ではだんだん小雨に。8年前に植えた木は、NPO「ドングリの会」※の方々のお世話ですくすくと大きく育っていて、しっかりとした森となっていました。自分たちが植えた苗がこんなに大きくなっているなんて、感動です★
「ドングリの会」の方によると、当時は下草刈り程度ですんでいたものの、最近では鹿やキョンが樹皮を食べる「鹿害」に見舞われることが多く、定期的な鹿害防止対策が必要なんだそうです。
8年間しっかりとメンテをしてくれた「ドングリの会」のみなさんに感謝!
見学の後、これからもこの木々が元気に大きくなることを祈りながらみんなで鹿害防止の布巻き作業を行いました。
次にみんなの手紙が入ったタイムカプセルの発掘です!
みんなの期待が集まる中、子どもたちがタイムカプセルを掘り起こしました。中の手紙は当時のままとてもキレイに保管されていて、これまた感動★みんな、自分たちが書いた手紙をしみじみ感慨深く読み返していました。
今回参加できなかったメンバーには、日本郵便のみなさんが責任を持って郵送してくださるとのこと。どうもありがとうございます。
こんな貴重な機会を作ってくださった多くの方に感謝して、無事イベントを終了しました。
~全国事務局より~
当時小学2年生だった男子メンバーに手紙をちょっと見せてもらったところ、「8年後、自分が植えた木に登って青空が見たいです。だからすくすく育ってください」と書いてありました。
自分が登れるほど大きくなってはなかったけれど、どの木もしっかりと地に根をはってすくすく育っていましたね。何年か後、みんなに子どもができたときには、きっと子どもがその木に登れるのではないかと思います。またみんなでこの地を訪れたいですね!
また、木に負けないくらいメンバーみんながすっかり立派になっていたことも、全国事務局としては感動しきり★ クラブで活動した体験が、みんなの今の毎日に役立っていればとてもうれしいです。
これからもこどもエコクラブのステキなOB・OGとして、充実した生活を過ごしていってください♪
※NPO「ドングリの会」連絡先
E-MAIL:donguri@piano.ocn.ne.jp URL:http://dongurinokai.or.jp/