2016.06.28 掲載
環境省では、環境保全・地域環境保全・地域環境美化に関して特に顕著な功績があった個人及び団体に対して、その功績をたたえるため、毎年、環境大臣による表彰を行っています。
平成28年度は、環境保全功労者4件、地域環境保全功労者53件、地域環境美化功績者59件 環境対策に係る模範的取組表彰1件の受賞者のなか、なんと1名のサポーターと4つのこどもエコクラブが、地域環境保全功労者の団体および個人として大臣表彰を受けました!
当日は、2クラブの受賞クラブが出席。井上副大臣による賞状の授与の後、受賞者の記念写真撮影の後の懇親会で、受賞クラブの皆さんにお会いし、喜びの声を聞かせていただきました♪
左:OMRCこどもエコクラブサポーター 米川さん
右:元総社エコクラブ「わんぱく探検隊」サポーター 城田さん
群馬県前橋市 元総社エコクラブ「わんぱく探検隊」
【クラブプロフィール】
こどもエコクラブ活動歴:20年
グループの種類:その他(小中生有志によるクラブ)
【功績概要】
小学生を中心に水生生物調査やエコ農園での有機野菜作り等、様々な自然体験活動を通した環境教育を行い、地域への波及効果も大きい。
<サポーター 城田 博巳さん>
-受賞された感想をお聞かせください!-
元 総社エコクラブは、地域のクラブとして20年間多くの活動を続けてきました。一時は、小学生だけで70名以上、サポーターは20名の大世帯で県内でも古参 のクラブでした。今は当時のこどもたちも中学・高校・大学生となり、中には結婚した者もいます。超少子・高齢化の波は群馬でも避けがたく、現在は、小・ 中・高生12名、サポーター10名で無理せずやっています。今回の表彰の通知を受け、宮澤賢治の「雨ニモ負ケズ」の詩が脳裏をかすめましたが、これまでの 多くの子とサポーターの努力が評価されたのかなと思いました。
-今後のこどもエコクラブの活動を教えてください!-
子 どもたちのやりたいこと、子どもたちのやれること、そしてサポーターも一緒に取り組めることを工夫し、実のある活動、生活に密着したエコ活動をやりたいと考 えています。具体的には、①2030年を目前に「STOP地球温暖化」に関する学習と行動を考える。②水と緑、食の安全をめざし「農業は地球を救う」を合 言葉に10年以上続けているエコ農園での野菜栽培を続ける。
沖縄県恩納村 OMRCこどもエコクラブ
【クラブプロフィール】
こどもエコクラブ活動歴:18年
グループの種類:その他(会社のクラブ)
参考:活動レポート一覧
【功績概要】
山や海での自然観察等を通して、人と環境の関わりについて理解を深め、地域の環境保全活動の環を広げることに大きく貢献している。
<サポーター 米川 碧さん>
-受賞された感想をお聞かせください!-
このような名誉ある賞を頂き大変嬉しく思います。沖縄の自然を通じてこどもたちに環境の大切さについてたくさん感じてもらいたいと思っています。子どもたちが楽しんで環境のことを学べみんなが笑顔になるプログラムを今後も頑張って築き上げていきたいと思います。そしてこれからも、このような賞をまた頂けるように頑張って、活動していきたいと思います。ちなみに表彰式後にこどもたちと一緒に沖縄県知事の表敬訪問を行います。今まで活動してきたことを子どもたちと一緒に知事に報告をしてきたいと思います!
-今後のこどもエコクラブの活動を教えてください!-
OMRCこどもエコクラブの今年の活動は、生き物がメインの活動となります!
今回の生き物の活動を通じてメンバーには色んなことを知ってもらい、もっと生き物を好きになって生き物の不思議や面白さを他の友達などに伝えてくれたらいいなぁと思っています。みなさんも生き物の命を通して、皆に自然の大切さを伝えてみませんか!!