2014.09.01 掲載
◆日時:平成26年8月10日(日) 15:00~17:00
◆場所:岡山大学Junko Fukutake Hall (岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1)
◆主催:こどもエコクラブ全国事務局(公益財団法人日本環境協会)、公益社団法人岡山東法人会
◆共催:一般社団法人岡山県法人会連合会、おかやまこどもエコクラブを育てる会
◆後援:環境省、認定NPO法人「持続可能な開発のための教育の10年」推進会議、岡山再生資源事業協同組合
台風の影響により「こどもエコクラブ&ESDフォーラムin岡山」を中止し、台風が過ぎ去った15時からプログラムを変更して「こどもエコクラブ岡山フォーラム・交流会~わたしたちのESD~」を開催しました。
こどもエコクラブの活動発表や子どもたち全員によるアクション宣言の発表や昔ながらの縁日の体験コーナーなどで楽しく交流を深めました。
長年、こどもエコクラブを応援している公益社団法人岡山東法人会の岡﨑会長のごあいさつからはじまりました。岡﨑会長から、これからも子どもたちの活動を応援していくと心強いメッセージをいただきました。
環境大臣賞を受賞した「こどもエコクラブくしろ」とこどもエコクラブ大賞の「西表ヤマネコクラブ」が日頃の活動の発表を行いました。岡山市内から参加した子どもと大人は、しっかりとした2クラブの発表と熱心な活動内容にとっても感心していました。
●環境大臣賞「こどもエコクラブくしろ」(北海道釧路市)
今年で19年目のこどもエコクラブくしろは、小中学生8名でお互いに協力しながら活動しています。
釧路市は、人口約18万人で日本では唯一2つの国立公園があります。そのような環境の中、住宅地内の緑地帯での動植物観察調査や釧路湿原でのゴミ拾い、水棲生物調査、植樹による自然再生を行ったり、環境省釧路湿原自然保護官事務所などと一緒に外来生物(ウチダザリガニ、セイヨウオオマルハナバチ)の防除活動などを紹介してくれました。
●こどもエコクラブ大賞「西表ヤマネコクラブ」(沖縄県竹富町)
1997年5月に結成された「西表ヤマネコクラブ」は、17年目を迎え、結成当時からの“西表のことをもっと知りたい、調べたい、きれいにしたい”をテーマに活動をしています。
地域でのビーチクリーン活動では、観光客と思われるビール缶、弁当箱などが山のように積まれているのを見て、柱に「ゴミをここに捨てるべからず」などのメッセージを残したり、国内・海外の漂着ゴミを拾ったりしています。他にも16年間続けているイリオモテボタルなどの観察や水質調査、最低限のもので生活しエコへの関心を高めることを目的としたサバイバルキャンプを紹介してくれました。
会場のみんなが今日から始めるエコアクション宣言を考えて、エコまるのうちわに宣言文を書きました。
参加した子どもたち全員がステージに上がり、一人ひとりが参加した仲間や大人の方々に自分が考えたアクションを宣言しました!
岡山東法人会のお兄さんといっしょに楽しく税金クイズにチャレンジしました。国税庁の「イータ君」も参加して、みんなで税金の大切さを学びました。
集まった仲間がもっと仲よくなるための交流プログラムを行いました。
縁日仕立てのプログラムで仲間と一緒に射的をしたりお菓子釣りなどを楽しく行いました。また、生きものや植物の折り紙を折って、2020年の地球に向けたメッセージも書きました。
岡山東法人会の赤木さんが今日のまとめを行いました。
今日知ったことや思ったことをこれからの行動につなげてほしいとお話がありました。
最後に、今日出会った仲間といっしょに記念撮影を行いました!
本フォーラムは、一般財団法人地球産業文化研究所の
愛・地球博成果継承発展助成事業により開催しました。