2013.11.19 掲載
平成25年11月2日(土)、JR東日本の四ツ谷駅(東京都新宿区)で開催された
「第11回 ガス&レールウェイ ~『エコハピ』×『エコステ』=1歩先の新しいくらし~」で、
こどもエコクラブのメンバーは四ツ谷駅のエコを探索する「エコステ見学ツアー」に参加したよ!
※「第11回 ガス&レールウェイ」は、11月1・2日開催。
環境に配慮した設備などを取り入れた駅、「エコステ」第1号の四ツ谷駅に隠されたエコなポイントを、
駅員さんといっしょに探索したよ!
普段使っている駅も、よ~く見てみるといろんなところに隠されたエコが!!
みんなは、駅員さんの説明にしっかり耳を傾け、さまざまなエコを見て回りました。
◆いよいよエコステ見学ツアーがはじまりました。 |
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◆窓を開けたり閉めたりして、風の通り道をつくって、 |
◆駅のホームにもエコがたくさん!すべての照明は、電気の使用量が少ないLEDだよ。 |
◆線路のわきには、東京ガスのエネファームがあったよ!電気を作るときに出る熱でお湯を沸かすんだ。 |
◆ホームの上に、コケの緑化マットを敷いたり、駅建物の屋上を緑化したりしているよ! |
東京ガスが提案する『エコハピ』とJR東日本が取り組む『エコステ』について、
展示パネルや模型を見て学んだよ!
最後に駅長さんや駅員さんとみんなで記念撮影をしたよ!
東京ガスの「火ぐまのパッチョ」も来てくれました。
今日見たことや学んだことを、これからのエコ活動でも実践して行こう!
名称
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内容
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①保水性舗装
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四ツ谷口付近の舗装は、アスファルトの他に石灰岩が含まれており、
降雨時に雨水を吸収して気化熱により路面の温度(2-3℃)を下げます。 |
②リチウム電池
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太陽光発電をした電気を無駄なく蓄電。
JR東日本は、東京電力から電気を買わずほとんどが自社発電です。 |
③LED照明の導入
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駅の案内表示やライトなどをLED照明に変更し、電力使用量4割カットしました。
案内表示盤のスリム化もできました。 |
④自然換気システム
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四ツ谷駅は、昔の江戸城の外堀に位置しており、外堀を通って循環している
東京湾からの冷たい空気を駅構内に取り込むよう風の通り道を作っています。 |
⑤トップライト
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駅舎天井をガラス張りにすることによって、太陽光を駅舎内に取り込み照明の
使用量を減らしました。ガラス面には、シースルー太陽光発電モジュールを 組み込み、直接光を押さえるだけではなく太陽光発電も行っています。 |
⑥節水トイレ
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トイレ器具を節水タイプに取り替えたり、洗浄水は雨水を利用したり、
水資源利用に配慮しています。 |
⑦壁面緑化
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コンクリートの壁に溶岩をスライスしたものを使っています。溶岩の保水性による
ヒートアイランド現象の抑制を図っています。また、コケの種を壁面に埋め込んであり、 コケの壁面(2-3年後)にすることによって、同様の効果を生み出します。 |
⑧エコ情報表示盤
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太陽光発電で発電された電力量や現在の電力使用量などを表示したり、エコステの
取り組みなどを紹介したりしています。 |
⑨エネファームの導入
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初電や終電の駅スタッフの為に仮眠室があり、食事やシャワーなどの給湯には、
発電しながらお湯を沸かす「エネファーム」を導入しています。 |
⑩緑化
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赤坂口にある窪地に「植物(竜のひげ)」を植え、ヒートアイランド現象の抑制等を
図っています。 |
⑪ホーム屋根緑化
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ホームの屋根にコケ緑化マットを敷き、蒸散効果により夏場の暑さを軽減するよう
にしています。 |
⑫太陽光発電
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赤坂口側の駅建物屋上に太陽光発電パネルを設置しています。
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⑬屋上庭園
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四ツ谷側駅建物の屋上を緑化しており、蒸散効果により夏場の暑さを軽減するように
しています。 |