2023.07.26 掲載
高知県からは6枚の壁新聞が届いたよ!その中から2枚をご紹介。
池田師範よろしくお願いしまーす。
香美市「香美市こどもエコクラブ」
SDGs |
ミドレンジャー SDGs |
あきらめずにがんばる5人組のみなさんへ
師範から一言!
新聞ぜんたいのイラストから自然にあふれたちいきで活動(かつどう)していることが伝わってきました。山、川や海が近くにある香美市とそのまわりのイメージですね!
「トンボのひょう本の作りかた」を写真をつかって、ていねいにおしえてくれてありがとうございます。とても分かりやすかったです。トンボのお腹に竹ぐしをいれて、くるくるまわす作業(さぎょう)が一番(いちばん)大変(たいへん)だったのですね。そのほかにも、きれいな色のままで「ひょう本」にするために、くろうしたことがいくつもあったことでしょう。私はクワガタのひょう本を作ることが今でもたまにありますが、飼育(しいく)して死んでしまった個体(こたい)を使うので展足(てんそく)にくろうしています。
香美市でも野生(やせい)のシカがふえてきているのですね。香美市のホームページをみてみると、今年の7月に「シカほかく作業をおこなう」と書いてありましたので、シカのひがいが大きいことがよく分かりました。ブナやミズナラの苗をうえたまわりを「さく」でかこって、ぶじに苗が成長(せいちょう)したようで良かったです。関東(かんとう)でもシカが各地(かくち)でふえていて、同じように苗のまわりを「さく」でかこったりしています。シカ肉のカレーを作っておいしくいただくのは、シカと自然のりょうほうのことを考える上で、よいとりくみだと思います。私は野生シカの革(カワ)から作った製品(せいひん)をつかいはじめました。
物部川ではアユの産卵(さんらん)がうまくできなくなり、それは「だく流」が川に流れこむことなどによる環境(かんきょう)のへんかが原因(げんいん)の1つなのですね。川の水のほとんどが、山にふった雨が森のじめんにしみこんだものなので、森が元気であることが川が元気であることにつながります。川魚をまもるために、川魚がくらしている川だけでなく森もまもっていきましょう。
とっておきのゴシドウ★
虫だけでなく多くの生き物が、昔とくらべてへってきています。なぜへってきているのかというお話を聞いて、「虫をとりすぎないようにする」「外来しゅをにがさないように気をつける」というアクションを考えてくれたことがすばらしいです!今年の6月からアメリカザリガニとミシシッピーアカミミガメが「条件付特定外来生物(じょうけんつきとくていがいらいせいぶつ)」に指定されました。どちらもみぢかな自然で見かける生き物ですが、日本に昔からいた動物や植物へのひがいが大きいため、飼育(しいく)していたものを自然ににがすことなどが禁止(きんし)されました。一度ふえすぎてしまうと、へらすことがとても大変だということが分かります。
師範から一言!
高知県がカツオの産地として有名なことは知っていましたが、「土佐節」というものは知りませんでした。早速調べてみると、とても美味しそうですね!今度食べてみたいと思います。カツオのような海を回遊する魚の生活には、日本のまわりの海だけでなく、回遊するエリア全体の環境が影響するので、世界みんなで海の環境をまもっていきたいですね。
海のゴミ拾いは毎年何回か続けておこなっているということですが、ゴミの量は少なくなっていますか?それとも同じでしょうか?最近は海洋プラスチックの問題が世界的にも注目され、使いすてプラスチックをなくす取り組みが日本でも行われていますので、砂浜のゴミもへってきていることを期待しています。きかいがありましたら、毎年拾っているゴミの量の変化についてぜひ教えてください。
コスタリカの話では、海外では日本とはまったくことなる生き物がくらしていて、おどろくことがたくさんあったことでしょう。海外の人からみれば、日本には多様(たよう)な生き物がいておどろいていると思います。そんな離れた国どうしでも、海は世界中でつながっているので、海洋プラスチックの問題は世界みんなでとりくんでいく必要がありますね。香川で映画をみたあとに、自分の生活をふり返ることができたのは、とても良かったです。
島根にはアマゴがすんでいるのですね。関東の方では、にた川魚でヤマメがいて、模様がとてもキレイなので好きな魚です。どちらもサケの仲間です。昨年、ヤマメのフライを食べましたが、やはりサケににた味でとても美味しかったです。川魚のつかみ取りは、以前私もチャレンジしましたが、なかなか捕まえることができず苦戦した思い出があります。川の中での川魚のすばやい動きはさすがだなぁって感心しました。
池田師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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