2023.07.19 掲載
三重県からは魚と子どもKidsクラブから壁新聞が届いたよ!今週は藤原師範よろしくお願いしまーす。
SDGs
魚と子どもKidsクラブのみなさんへ
師範から一言!
まず、たくさんの生き物が並んだ、川から海、そして里山の絵が飛び込んでいます。そこに魚やカニなど水中の生き物ばかりでなく、野鳥や哺乳類も含めて、その動物が棲む場所に、名前だけでなく写真も配置しているので、とても分かりやすいです。川と流域の里山から海への環境に応じた生き物の分布がよく表現されています。
そして、みなさんが調査活動をしている写真も並べられているので、この分布図が皆さんの写真のような調査による結果だというのが直感的に分かります。
調査結果について、単にどのような生き物が見られただけでなく、具体的に「アカザ」の数が減っていると問題提起している点はよく調べていると思います。そして、さらにその対策としてゴミの清掃などを続けて、魚を守る環境を守っていきたいと宣言しているのは、とてもいいことです。
とっておきのゴシドウ★
新聞は、絵と文が見やすく区割りされており、調査結果と考察がよく分かり、そして環境を守っていきたい想いが感じられます。なので、こうしたらいいよ、というアドバイスはあまりありません。
あえて言えば、アカザの数が減ったことを何年前に比べてこのくらい減ったなどと示し、また、その原因をもう少し調べ、だから清掃が必要ということを示してはどうでしょうか?
また、干潟のシギチドリの種の判別は難しいこともありますが、よく調べていると思います。なぜこのような鳥が、この干潟にやってくるかも一言書いてあると、よりよいと思います。
このように生き物と環境の関係を調べ、また、ゴミの清掃を行うのは、その地域の自然環境や生物多様性を守るためにとてもいい活動です。今後も続けて、鈴鹿川流域の豊かな自然を守ってください。
藤原師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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