2023.07.12 掲載
京都府からは西京極こどもエコクラブから壁新聞が届いたよ!今週は木村師範よろしくお願いしまーす。
SDGs
西京極こどもエコクラブのみなさんへ
師範から一言!
外来種の問題は、ずっと昔に行われた放流や飼育されていた生きものの脱走などが原因となり、現在まで影響が強く残っているケースがほとんどです。外来種が入ったことで起こってしまった生態系への影響等の問題は、かんたんに解決することができません。元々その場所にいなかった生き物が入り込むことで、エサの奪い合いが起こったり、在来種が食べられたり攻撃されたりして数が減ってしまったりして、人間が対策をとる頃には、絶滅寸前まで追い詰められている場合も多いのです。
それらを防ぐためにも「入れない」「捨てない」「広げない」の3つを守ることは、とても重要ですね。
また、皆さんが作った新聞ではそれぞれの外来生物がイラスト付きで説明されていて、どのような姿をした生き物か、読む人が想像しやすくなっている点もとてもよいと思います。
とっておきのゴシドウ★
それぞれの外来種に対して、現在どのような対策が取られているのかという記載があるともっと良くなるのではないかと思います。
また、シフゾウの被害に書かれている、在来のニホンジカを導入したことによるアカシカとの交雑問題は海外での出来事ですね。読む人が日本での出来事なの?と少し混乱してしまう可能性もあるので、海外での被害であることが書かれていると読む人にとっても理解がしやすくなっていいのではないでしょうか。
次回の新聞も期待しています。
地域事務局からの応援メッセージ【京都市】
京エコロジーセンターより
名の知られた外来種のみならず、あまり知られていない種類まで取り上げてる事について、よく調べているなぁという印象を持ちました。絵のタッチが似ている動物がいくつかみられるので、絵を書くことが得意な子がいるのかな?とか、いろいろな事を考えながら、見させて頂きました。それぞれの動物について、子どもたちがよく調べていますし、結論についても、きちんとまとめられていると思います。
木村師範、ありがとうございました!次はどこの地域かな?お楽しみに!
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