高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)
鵜殿のヨシ原(うどののよしはら)は、宇治川・桂川・木津川が合流し、淀川となる合流地点から5kmほど下った淀川右岸にあります。広さ約75ha、長さ2.5kmと、面積が甲子園球場の18個分あり淀川流域でも最大のヨシの群生地です。野鳥や動植物の貴重な生息地で数万羽ものツバメのねぐらにもなっています。鵜殿のヨシ原とは、大阪府高槻市鵜殿から上牧に広がる淀川右岸河川敷のヨシ原(ヨシの群生地)のことで、大阪みどりの百選、関西自然に親しむ風景100選にも選定されています。またここから今年話題?になっている「麒麟がくる」に関連した天王山を望むことができます。この鵜殿に生えるヨシは、高さが3mほどの大形のヨシで太く弾力性があり、古くから雅楽の篳篥(ひちりき)の蘆舌(ろぜつ、西洋管楽器のリード部分に相当)として使用されており、1945年(昭和20年)頃までは、毎年宮内庁に100本ずつ献上されていました。今でも宮内庁楽部で使われている蘆舌は、すべて鵜殿産のヨシで作られています。このヨシ原の見学と環境学習、ヨシ刈り体験会に参加し、ヨシを使い笛や筆(馬、イタチ、ヤギ、ウサギの毛を利用)、ストローを作りました。
ヨシを刈って、そのヨシで楽しんでいる
ヨシ投げ、つな引き、シャボン玉、筆つくり
ヨシ原はすごく広いし、ヨシは多大きい。
ヨシは水質や生物にとって大切なもの。
ヨシからいろいろなものを作ることができる。
ヨシ原の中に高速道路ができて便利になるが、環境が悪くならないようにしてほしい。
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
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