高槻市立第六中学校・自然観察同好会 (大阪府)
三川(桂川、宇治川、木津川)合流前の桂川下流域は治水対策により、ワンド等が整備され、アサザやヨドゼゼラなど、重要な動植物の生育・生息地となっています。 また、オギなどの生育する岸辺の草地には、日本で一番小さなネズミの「カヤネズミ」 が生息し、右岸高水敷(淀川河川公園及び桂川河川敷公園など)には、森のホタルと呼 ばれる「ヒメボタル」が生息するなど、自然が豊かな地域です。この桂川におけるヒメボタルなどの棲む環境や国土交通省淀川河川事務所が取り組んでいる治水・防災と、河道維持管理のための竹林伐採整備が定期的に行われています。前回に続き竹林伐採整備に参加しました。竹工芸社、河川レンジャーの方々から指導を受け、活動しました。竹をノコギリで切り出し、枝葉を落とします。竹は集めて積み重ねます。こうすることで生物のすみかになります。伐採した竹の一部は竹工芸社の方が持ち帰り、6年ほど寝かせ乾燥し工芸品にするのですが、工芸品にできるのはわずかだそうです。業界用語で、節の所が膨らんでいるのはめずらしくアリの腹、枝を少し残しているのはカタツムリと呼ばれていました。
気温が下がり、虫などもほとんどいないので作業しやすく、休憩がいらないくらいがんばっていました。
大きな竹を切り出すのに喜びを感じている様子。
放っておくと道路にもはみだし、どんどん成長するので定期的な伐採が必要。これからも参加したい。
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
高槻市立第六中学校・自然観察同好会(大阪府)
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