まきのはら水辺の楽校 (静岡県)
静岡空港建設に伴って、静岡県が谷津田を15年ほど前に、畑と田んぼを整備した場所を借用して、農業体験を行っていたが、野生生物の生息場所が激減して、野生生物の生息環境が激変する事により、使用していた農地が野生生物の住処と変貌して、各種対策を行っても、食害を防止する事が困難となった。
特に、6年ほど前から食害が酷くなり、全ての作物が捕食されてしまい、収穫体験が困難となり、命を育む食育体験が困難となっていた。そこで、少しでも野生生物の影響を受けくい里地を探していた。
ただし、貴重な動植物が生息しているので、特に、冬の田んぼの水溜は継続して、野生生物の保持は行っています。
牧之原市に相談して、使用しなくなった個人所有の農地・里山を借用して、今年から果物や野菜を育てて、植物から命を育む体験を、新たに取り入れた。
「しずぎんふるさと環境保護基金」の助成を受けて、新たに取り組む取り組む活動です。
今回整備した畑は330㎡で、山の調整池から水を直接引き、水を確保している場所で、水の確保の心配も少なく、安心して幼児から高齢者が集って、活動が行える場所です。山からの贈り物「水」の大切さも学べる場所である。残り、3000㎡程度の農地・里山の整備も行う予定です。活動場所は、海から徒歩10分程度の場所に隣接しており、海の活動も行える場所となっている。
荒れていた畑の整備を、4日間かけて行って、夏野菜の苗の植付を行うまでに整備した。
幼児から高齢者が一堂に会して、丁寧に野菜の苗を植え付けた。苗は、キャベツ・キュウリ・カボチャ・ニンジニ・ジャガイモ・スイカです。
苗が根付くように、苗の下を深く掘り、堆肥をたっぷりと仕込んで、水持ちを良くして、浸透した水から栄養が、地中にある事に苗が気づき、苗が栄養分を求めて、根を伸ばす工夫も行った。
借用している畑が、砂地なので強風により、砂が飛ばされてしまい苗が育たないことが考えられるので、今回は、ビニールで防風対策を行った。本来は、藁で保護したかったが、昨年育てた稲は、野生生物の食害で、全滅して確保する事が出来なかった。
近隣の地主さんから、使用しなくなった田んぼも借用できるので、田んぼの整備と合わせて、稲作の準備も並行して進めている。予定は、5月19日に田植えを検討しています。
今年は、例年と比較して外気温が低く推移して、苗の育ちが悪く、植え付けてない苗が、4種類ほどあるので、10連休の何処かで、植付の日を検討しています。
今回は、牧之原市杉本市長・牧之原市橋本教育長・社会教育課課長が、植え付けの協力をいただきました。
子供達から料理する野菜が足らないと指摘された。確かに、子供達が大好きな「カレー」の具材が足らない。玉ねぎが無い!
1月に種付けした玉ねぎが有ったのですが、強風により土「砂」が飛ばされて、全滅していた。
長期連休の何処かで、苗の植え付けを行う。その時に、玉ねぎの植え付けも行います。
5月19日までに、稲の苗が育っていれば、田植えを行って、ご飯の確保も行います。
主体は子供達なので、子供たちの興味を刺激する工夫も必要ですね!
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)
まきのはら水辺の楽校(静岡県)