活動レポート

活動レポート

瀬田町漁協研修 伝統漁法シジミ手かき漁体験

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年10月27日

実施場所:

滋賀県大津市 琵琶湖瀬田川

参加メンバー&サポーター数:

4人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

瀬田町漁協の漁師さんの漁船に乗せていただいて、とり方を教えてもらいながらシジミの手かき漁を体験しました。船の上から長い柄のついた小さなあみを川底にさしこんで引き上げる手かき漁は、とてもむずかしかったです。手かき漁をするメンバーと貝を選別するメンバーが交代しながら作業をしました。1時間で、マルドブガイ、タテボシガイ、マジシミ、セタシジミが合わせて1㎏とれました。外来種のカワヒバリガイもとれました。漁師さんは、漁港で私たちがとった貝を、貝どうしをぶつけた音で、生きた貝と死んだ貝をしゅん間的に耳で聞き分けて選別をしてくれて、すごいと思いました。

参加者のようす

自分から「やるやる!!」と言ってとても楽しそうにしていました。
シジミを分けるときに「これむっちゃでかいやん」と、とても楽しそうにしていました。

感想・気づいたこと・考えたこと

すぐに腰が痛くなりました。漁師さんの補助なしで自分でやると、ぜんぜんとれませんでした。とった貝のお味噌汁は、よくだしがきいていてまろやかでおいしかったです。

その他

報告担当:KN(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
今回は貴重な体験をすることができましたね。琵琶湖のシジミは、瀬田町漁協の近くで見つかった縄文(じょうもん)時代の粟津(あわづ)貝塚(かいづか)から、はるか昔から湖岸の人々の食を支えてきたものです。
縄文時代の人々も、貝を土器でゆでてむき身にして、しじみ汁で食べていたようです。また、当時は塩など調味料はないので、だしの味で食べていたと言われています。
さて、琵琶湖では、マシジミと琵琶湖固有種のセタシジミの2種がよく知られていて、70~80年前はこの2種だけで5千~6千トンもとれていましたが、水質や生息(せいそく)環境の変化でとても少なくなり、2016年はわずか51トンだそうです。みなさんに、そして地域の人たちに、何かできることはないかを考えてみてください。
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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