活動レポート

活動レポート

涸沼でメンバーは野鳥の先生、サポーターはホタル再生

逆川こどもエコクラブ (茨城県)

活動日:

2018年10月28日

実施場所:

涸沼

参加メンバー&サポーター数:

36人

活動の分野:

  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

10月28日に行われた、茨城町主催の涸沼ラムサール学習会に、クラブメンバーの飛田泰寛くんが、野鳥観察の講師を務めました。
学習会は、屋形船に乗船して「涸沼の野鳥・水質・生物を学ぼう」と題して行われました。
先生役を担ってくれた中学1年となる飛田くんは、逆川緑地で魚や虫を追いかけるクラブメンバーが多い中、小学2年生の頃から「鳥」に興味を抱き、毎週のようにお父さんとフィールドに出かけてはシャッターを切ってきました。

参加者のようす

2016年には、文一総合出版が発刊する有名な野鳥愛好家の写真集「BIRDER」に掲載される程の腕前も兼ね備え、今回の先生役を担ってくれました。こどもたちが多く参加した学習会の中で、パネルを使って涸沼の鳥を説明してくれました。一方、その頃、サポーターは涸沼対岸の鉾田市で、ホタル再生のサポート役を務めていました。こちらは2015年に、逆川緑地のようにホタルを再生したいとの要請があって、水路にあぜを作ったり、石を入れたりした後に、近くに生息していたゲンジボタルの卵を放流、2016年に再生しました。

感想・気づいたこと・考えたこと

今回は、水路のよどみを活用し、同じく近くにピンポイントで生息しているヘイケボタルの幼虫を放流しました。
来年には、ゲンジとヘイケの発生が見られることを願いました。

その他

涸沼を挟んで、メンバーとサポーターが分かれて涸沼地域の方々のお手伝いをしてきました。つい、この前まで、ちょろちょろしていたメンバーも、中学生になると人前で物おじせずに講話ができるまで成長し、とても頼もしい限りです。
お疲れ様でした。

逆川こどもエコクラブのみなさん、報告をありがとう。
飛田くんの野鳥観察の発表やホタル再生活動の様子がよくわかります。クラブのメンバーの成長は、そのままクラブの成長の証(あかし)でもありますから、飛田くんの活動は本当にすばらしいことです。拍手!!
様々な地域の人々に守られている涸沼ですが、逆に、涸沼が、地域の人々のつながりや思いやり、子どもたちも育ててくれているのかもしれませんね。
ラムサール条約に登録されている50か所の湖沼の中でも、特に涸沼では、逆川こどもエコクラブの活動が自然の保全やかしこい利用という大きな役目を果たしていると感心しています。大切な水と自然を守るために、たくさんの人との関わりや学びあい伝えあうことの大切さをみんなにしっかり知らせてくださいね。
これからにますますの期待をしています。がんばってください。(環境カウンセラーMJより)
エコまる
逆川こどもエコクラブのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名逆川こどもエコクラブ
  • 所在地茨城県
  • クラブの種類近所や地域のお友達

クラブ写真

茨城県の水戸市を中心に、生物多様性に関する環境学習、耕作放棄地にホタルを再生させて保全する活動、地域ぐるみで地球温暖化防止の啓発と脱炭素に向かうアクションなど、積極的に参加する子供たちとサポーターが楽しく学びながら活動しています。大学生ユースから1歳児まで、持続可能でつながるSDGsを実践しています。

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