逆川こどもエコクラブ (茨城県)
10月28日に行われた、茨城町主催の涸沼ラムサール学習会に、クラブメンバーの飛田泰寛くんが、野鳥観察の講師を務めました。
学習会は、屋形船に乗船して「涸沼の野鳥・水質・生物を学ぼう」と題して行われました。
先生役を担ってくれた中学1年となる飛田くんは、逆川緑地で魚や虫を追いかけるクラブメンバーが多い中、小学2年生の頃から「鳥」に興味を抱き、毎週のようにお父さんとフィールドに出かけてはシャッターを切ってきました。
2016年には、文一総合出版が発刊する有名な野鳥愛好家の写真集「BIRDER」に掲載される程の腕前も兼ね備え、今回の先生役を担ってくれました。こどもたちが多く参加した学習会の中で、パネルを使って涸沼の鳥を説明してくれました。一方、その頃、サポーターは涸沼対岸の鉾田市で、ホタル再生のサポート役を務めていました。こちらは2015年に、逆川緑地のようにホタルを再生したいとの要請があって、水路にあぜを作ったり、石を入れたりした後に、近くに生息していたゲンジボタルの卵を放流、2016年に再生しました。
今回は、水路のよどみを活用し、同じく近くにピンポイントで生息しているヘイケボタルの幼虫を放流しました。
来年には、ゲンジとヘイケの発生が見られることを願いました。
涸沼を挟んで、メンバーとサポーターが分かれて涸沼地域の方々のお手伝いをしてきました。つい、この前まで、ちょろちょろしていたメンバーも、中学生になると人前で物おじせずに講話ができるまで成長し、とても頼もしい限りです。
お疲れ様でした。
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
逆川こどもエコクラブ(茨城県)
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