活動レポート

活動レポート

櫨谷川用水路調査

玉一アクアリウム (兵庫県)

活動日:

2018年07月10日

実施場所:

神戸市 明石川水系櫨谷川 櫨谷川用水路

参加メンバー&サポーター数:

3人

活動の分野:

  • 水
  • 自然・生物多様性 自然・生物多様性

SDGs:

活動内容

西日本豪雨のあと数日たつのに、まだ櫨谷川の水がにごっていて水も多く、川の中に入れませんでした。岸辺にしげっていた草が増水で流されたり、たおされたりして、いつもの風景とちがっていました。近くの用水路は水がとう明で水の量もふつうだったので、20分間調査をしました。すごく増水していたはずなのに、ドジョウの幼魚3匹、ヌマガエルの幼魚~成体9匹、ミナミヌマエビ20匹、アメリカザリガニ4匹、ウマビル1匹がとれました。アメリカザリガニは学校で飼っているオオクチバスのエサに持って帰り、ほかはリリースしました。ムカデがおぼれていたので、あみで救って岸にうつしました。ムカデはうれしそうに逃げていきました。

参加者のようす

見ただけでは、あまりいなさそうでしたが、調査したところたくさんいて「すげー。めっちゃいるやんか」と言いながら調査しました。」

感想・気づいたこと・考えたこと

雨がたくさんふっても、ちゃんと魚などは生きていたのですごいなぁと思いました。

その他

報告担当 KM(小6)

玉一アクアリウムのみなさん、活動報告をありがとうございます。
西日本豪雨(ごうう)は本当に大きな災害(さいがい)でしたね。神戸市でも、あちこちの水路や河川が増水したようですが、みなさんの住んでいる地区はどうだったでしょうか。
さて、大水が出ると、川のまわりの環境が大きく変わり、生たい系や生物の種も大きく変わることがあります。長い期間で考えると、少しずつ元にもどっていくことが知られていますが、地球温暖化によるいじょう気象がさまざまなところで起こっていて、二度と元にもどらない場合も増えてきているようです。
西日本豪雨や今年のいじょうな高温も地球温暖化にもとづくものと言えます。地球温暖化を少しでも防止するために私たちにできることを、考えて実行していきましょう。
さて、今回の調査は、どれくらいの期間でどれだけの生き物がもどってくるのかを調べる機会にもなり、とても意味があります。けい続して調べてくださいね。ただし、くれぐれも安全には十分な注意をすること!
では、次回の報告も楽しみにしています。
エコまる
玉一アクアリウムのみんな、報告ありがとう!
環境に関することならどんなことでもエコロジカルあくしょん!
これからも一緒にがんばろう! がんばってるなと思ったら拍手をしてね★
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クラブのプロフィール

  • クラブ名玉一アクアリウム
  • 所在地兵庫県
  • クラブの種類その他

クラブ写真

玉一アクアリウムは、明石川を守り育てる活動をしている小中高生のグループです。
1年を通して週に1度は川に入り、魚や水生生物をとって川の環境を調査しています。絶滅危惧種や在来種は、調査の後にリリースし、外来種はリリースせずに駆除をして、その命を無駄にしないように、みんなでおいしくいただいています。
2007年より活動を開始していますが、現在は特定外来生物のブルーギルやオオクチバスが目に見えて減り、かわりにオイカワやモロコなどの幼魚や成魚が今までで一番多く、成果を感じています。そして知識向上のために漁協や水族館や試験場や棚田の保全活動などに参加して勉強していますが、その度にいろんな事で、様々な人達に親切にしていただいています。明石川のためにはもちろんのこと、その方々のためにもこれからもしっかり学んで行きたいです。
※オオクチバスとブルーギルを環境省と農水省から許可をもらって飼っています。

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